白昼夢の視聴覚室

この世は仮の宿

雑文

ショートコント群雄割拠の時代を思い出してみる。

爆笑オンエアバトル 江戸むらさき [DVD] 江戸むらさき Amazon ショートコントを専門にしている芸人の存在が、もはや忘れ去られようとしている気がする。昔はけっこういたのだ。例えば、かつてホリプロコムに所属していた、江戸むらさき。私服のようなラフな…

ハレルヤの思い出話をさせてくれ!

マジ☆ワラ vol.6 [DVD] 熊田曜子 Amazon たまにハレルヤというコンビがいたことを思い出す。大野泰広と加藤直也によって1997年に結成され、2007年に解散した。ゼロ年代のお笑いブームが下火になり始めた2005年前後に『爆笑オンエアバトル』を中心に活躍、番…

最強のベスト盤。

おぎやはぎ BEST LIVE 「JACK POT」 [DVD] おぎやはぎ Amazon お笑い芸人の代表作を一枚にまとめているベスト盤の中で、最も完成されている作品といえば、今も昔も『おぎやはぎ Best Live「Jack Pot」』(2004年12月発売)である。過去に行われた単独ライブ…

『Rahmens 0001 select』の思い出とか。

Rahmens 0001 select [DVD] ラーメンズ Amazon 映像ソフトがVHS(ビデオテープ)からDVD(ディスク)へと移り変わろうとしていた時代のことである。芸術家肌のコント師として注目され始めていたラーメンズが、自身初となるベスト盤をリリースした。タイトル…

絶対に許さない話

Xでのつぶやきが拡散されると、知らない人から引用リポストが飛んでくることがある(“引用リポスト”がどういうものか分からない人は各自で調べてほしい。真面目に説明しようとすると大変にややこしいので)。私のつぶやきを受けて、感じたこと・考えたことに…

【企画】日本の名字ランキングを見ながら芸人を思い出そう!

売れる芸人の特徴として「名字だけで個人を思い出せるかどうか」があるような気がしている。例えば、“浜田”という名字の芸人といえば【浜田雅功】、“三村”という名字の芸人といえば【三村マサカズ】、“有吉”という名字の芸人といえば【有吉弘行】、といった…

#漫画家が描いたお笑い芸人DVDジャケット

少し前にX(旧・Twitter)で「漫画家が描いたCDジャケット」というハッシュタグが流行した。文字通り、漫画家がジャケットのイラストを担当しているCDのパッケージを貼り付けることで、実質的なアーティストとのコラボレーションデザインを皆で鑑賞しようと…

田舎者の通うスーパーを老朽化で閉ざさないで

香川県の県庁所在地・高松市の中央インターチェンジから高松自動車道に入り、西に向かって車を20分ほど走らせていると、善通寺インターチェンジで降りることになる。真言宗の開祖・空海の生誕地であり、四国八十八か所第七十五番・善通寺があることでも知ら…

コンビからトリオになった人たちの話

トリオからコンビになった芸人がいるように、コンビからトリオになった芸人も存在する。現在、その結成のエピソードが最も知られているトリオといえば、東京03だろう。飯塚悟志と豊本明長が“アルファルファ”というコンビで活動していたところに、お笑いトリ…

俺のラジオを聴け!!(聴かなくてもいい)

今日は特に書きたい話がないので、いつも聴いているラジオ番組でも書き記して茶を濁すことにした。まずはニッポン放送から。放送局の顔ともいえる“オールナイトニッポン”で聴いているのは『フワちゃんのオールナイトニッポン0』『あののオールナイトニッポン…

本や手紙を読むスタイルの漫才は怠けているのか?の件について

先日、懐から本や手紙を取り出して読み上げるスタイルの漫才について、「実際に本や手紙にネタを書き込み、それを読み上げることで暗記を怠けているのではないか」と考えてしまう……という旨のテキストを目にした。なにやら懐かしい気持ちにさせられる指摘で…

トリオからコンビになった人たちの話

『キングオブコント2023』優勝コンビのサルゴリラ。彼らが、そもそもトリオとして活動していたことを、皆さんはご存じだろうか。2006年から2015年にかけて、サルゴリラは“ジューシーズ”という名前のトリオだった。当時のメンバーだったのは、現在はピン芸人…

反省した話。

bananaman live H [Blu-Ray] バナナマン(設楽 統・日村勇紀) Amazon バナナマンの最新単独ライブがソフト化されたので、前作がどんな内容だったのかを確認しようと思い、棚に収納していたブルーレイディスクのケースを取り出そうと指を掛けてみたところ、…

芸人とブロックについて今の時点で思うこと

SNSで芸人からブロックされていることがある。こちらが事前に迂闊にも無礼なことを言っていた場合は「私の発言に対して不快感を覚えたのだろう」と納得できるのだが、あまり言及したことのない芸人や、ネタを評価していて一度も批判したことのない芸人からブ…

コントのリアリティについて

爆笑オンエアバトル ホーム・チーム [DVD] ホーム・チーム Amazon コントのリアリティ(現実性)について考えるときに、いつも思い出す人たちがいる。かつてマセキ芸能社に所属していたお笑いコンビ、ホーム・チームである。彼らのネタに『小田急線(急行)…

無題

ハイツ友の会、解散。 才能があり、華があり、将来を有望視されていたコンビの解散は、多くのお笑いファンに衝撃を与えた。もっとも予兆はあった。四月以降の事務所ライブにおいて、ハイツ友の会の名前が微塵も見受けられなかったのである。二人の主戦場が関…

賞レースの「ヤラセ」の声について思うこと。

『M-1グランプリ』や『キングオブコント』のように大規模な賞レースの結果を受けて、「ヤラセだ!」と声高に叫ぶ人たちがいる。正直なところ、内部の人間でもない限り、賞レースの結果が「ヤラセか」「ヤラセじゃないか」を知ることは出来ないので、その正否…

コント人間二十年

東京03が結成二十周年を記念したBlu-rayボックスをリリースするという。 ディスクは全22枚組で、過去の単独ライブの映像をまとめたものになっているそうだ。それらの中には、単体ではソフト化されていない第二回単独ライブ『trio de sunshine』、現在は入手…

DVDの特典映像なんて、こんなんなんぼあってもいいですからね!

ウエストランド第3回単独ライブ「FANG!」 (DVD) ウエストランド Amazon 先日、リリースされたばかりのウエストランドの新作が、ちょっとだけ注目を集めている。M-1優勝後に開催された単独ライブの模様を収めている本編が75分であるのに対し、特典映像が162分…

「おもんない」ってハッシュタグこそ「おもんない」と思ったときの話。

今から三年ほど前に、とある芸人によるテレビ番組内での発言が批判を集めて、SNSで「〇〇おもんない」というハッシュタグがトレンド入りしたことがあった。これについて、当時の私は「番組内での発言に問題があったことと、〇〇が芸人として「おもんない」こ…

地方民が感じた『オンバト』の功績の話

かつて“最もシビアなお笑い番組”というキャッチコピーで知られていたネタ番組『爆笑オンエアバトル』の後継番組『オンバト+』の終了から、今年で十年になるらしい。十年の歳月は伊達じゃない。十年も経ってしまえば、ピッカピカの小学一年生はテッカテカの…

リアルタイムで放送中のテレビドラマを批評することについての自問自答

リアルタイムで放送されているドラマの内容について批判的なコメントを寄せている人をSNSでたまに見かけるのだけれど、まだ物語が終了していない段階で批判するのって、なんかちょっとリスクが高い行為なんじゃないかって気がしているのだけれど、どうなんだ…

マナーかな

先日、『アルコ&ピース D.C.GARAGE』を聴いていたら、「マナーって、何のために存在しているの?」という話題で盛り上っていた。作業をしながら片手間に聴いていたため、具体的な内容については覚えていないのだが、「エレベーター・エスカレーターの上座下…

伊豆グリッシュマン with ニューヨーク

漫画の単行本を電子書籍で購入している。以前は、紙の本を買い求めていたのだが、自室に置き場が無くなってしまい、切り替えざるを得ない状況になってしまったのである。また、実家の物置に封印されていた、父が過去に集めていた漫画本を処分する手伝いをし…

次のカミナリが出る前に 僕のオセロを全部めくるよ

カミナリのYouTubeチャンネル『カミナリの記録映像【公式】』が相変わらず面白い。 今月は、オセロの日本一を目指しているまなぶが、たくみとともに“オセロ発祥の地”として知られている茨城県水戸市を訪れて、様々な強敵たちと鎬を削る様子が数回にわたって…

The Fool on the BEER

暑い時期になるとビールを飲みたくなる。日頃は缶チューハイやハイボールを愛飲しているのだが、やはり暑さの最中に飲むとなると、否が応でもビールという選択肢になってしまう。太陽がギラギラと照り付けている日中に、全身の毛穴から汗が噴き出している状…

評論 評論 it's all write

何年か前から「お笑い評論家」を名乗っている。過去に書いた文章が“評論”と呼ばれることが多いので、そのように名乗っている。正直なところ、この肩書きに強いこだわりはない。別に「ライター」を自称しても構わないのだが、文章力も読解力もあまり高い方で…

鳥よ山よ涙の明よ 灼熱の…ギャルのパンチー

鳥山明逝去。漫画家として、デザイナーとして、数多のクリエイターに多大なる影響を及ぼしてきた氏の早すぎる死は、世界中の人々にショックを与えたことだろう。否、氏に関しては、その存在があまりにも偉大すぎるがあまりに、亡くなったということに対して…

疑ってばかりいられない でも信じれるものも少ない

相変わらず吉住の件について考えている。世間はすっかり新しい話題に興味を抱き始めていて、今ではアカデミー賞授賞式での役者たちの振る舞いに注目が集まっている。昨日の話題は古いログとして扱われ、今日の話題には焼けんばかりのスポットライトを浴びせ…

友よ 答えは酒に飲まれてる

週末に酒を飲む習慣がある。それなりに飲む。チューハイのロング缶を四本ほど空けた後で、自分で作るハイボールを延々と真夜中まで飲み続けている。「自分はきっと下戸だろう」と勝手に思い込み、飲酒の席を避け続けていた学生時代を思い返すと、とても考え…