雑文
ひどい民話を語る会 (角川書店単行本) 作者:京極 夏彦,多田 克己,村上 健司,黒 史郎 KADOKAWA Amazon 日本全国に伝えられている物語の中で、最も漫才・コントの題材に使用されているのは、おそらく童話『桃太郎』である。桃から生まれた桃太郎が犬・猿・キジ…
芸人という病 作者:西堀亮 双葉社 Amazon 若手芸人に興味を持ち始め、若手芸人の登龍門的存在だった『爆笑オンエアバトル』を見るようになって、驚いたことがある。それは若手芸人として活動している人の数の多さだ。毎週、まったく違った十組の芸人たちがネ…
偽りなきコントの世界 (角川書店単行本) 作者:岩崎 う大,中村 計 KADOKAWA Amazon 「キングオブコント2013」王者・かもめんたるのブレーンである岩崎う大による“コント”の本である。『甲子園が割れた日』『言い訳 関東芸人はなぜM-1で勝てないのか』『笑い神…
昨日、Twitter改めXのタイムラインを眺めていると、トレンドに【オードリー】が入っていることに気が付いた。『オードリーのオールナイトニッポン』放送の翌日だったので、その名残だったのだろう。そこで何の気なしに、「オードリー」でツイート検索し、そ…
怒 〜再編集版〜 (DVD) マシンガンズ Amazon 既報の通り、2023年8月2日にリリースされる『マシンガンズ「怒」』は、2008年12月に発売されたDVDの再編集版である。 一応、“ベスト盤”と銘打って紹介されていることが多い本作だが、収録されているネタの少なさ…
夜、湯船に浸かっている最中に、便意が呼び起こされることがある。 これが小便であれば、蛇口から水を流しながらこっそりと排水口にでも流してしまうのだが(それだってあまりすべきではない)、これが大便となるとどうにもならない。 ここで想定される対処…
どうも、すが家しのぶです。 今年から一ヶ月ごとにTwitterで印象的な作品を記録してツイートするというのを始めたのですが(飽き性なので、今後も続けていくかは不明)、それが半年分まとまったので、ブログの方にも記録しておこうと思います。 あくまでも“2…
今年の4月から、文化放送で『SAYONARAシティボーイズ』という番組のレギュラー放送が開始されている。大竹まこと、きたろう、斉木しげるの三人によるコントユニット・シティボーイズにとって、初めての冠番組である。 番組はコントとトークで構成されている…
相変わらずYouTubeを見る毎日を過ごしている。日々の喧騒の中で、作り込まれた作品を真正面から向き合うように鑑賞する時間を設ける努力を怠った結果、他愛のないテーマの戯言を繰り返している動画ばかりを黙々と眺めている。私の日常において、それぐらいの…
ここ数年の間に、ちょっとしたスキマ時間を見つけると、すぐさまYouTubeを再生する習慣が身についてしまった。長年に渡ってハードディスクにこびりついている特番も、これまでに購入して棚に積み上げられたDVDもほったらかしにして、ひたすら動画をチェック…
先日の『佐久間宣行のオールナイトニッポン0』で、パーソナリティの佐久間氏がプロデュースするアイドルグループ“ラフ×ラフ”の最新シングル『100億点』のミュージックビデオに出演したときの話をしていた。 本来、裏方に徹するべきプロデューサーの佐久間氏…
どうも、すが家しのぶです。 Twitterでのツイートを記録してくれていた「Twilog」が使えなくなってしまったので、ツイートしっぱなしの放流状態にあった『踏み台TV』のゲスト出演者をまとめたリストを、整頓してブログに転載することにしました。 ご存知ない…
先週、あまりにも仕事が退屈だったので(おのれ不景気!)、クイズメーカーというサービスを使って、色んなクイズを作ってました。作ったクイズはTwitterの方で随時公開していたのですが、放っておくとどんどんタイムラインの海底へと流れていってしまうので、…
あけましておめでとうございます。すが家しのぶです。 皆さんは大晦日をどのように過ごされましたか? 私は『ゲームセンターCX』のDVD-BOXをのんべんだらりと眺めておりました。見る、というよりも、眺める、という鑑賞方法が似合っている作品なのであります…
読む余熱 VOLUME 6 作者:飲用てれび,すが家しのぶ,児島気奈,ごめたん,かんそう,けうけげん 白泉社 Amazon いつもお世話になっております。すが家です。 来たる11月3日に、私も参加している『読む余熱』の最新号が配信されます。前号からおよそ九か月ぶりの配…
先日、コント犬のDVD-BOXを購入した。 コント犬~DVD-BOX~ (初回生産限定版)(4枚組)(特典:なし)[DVD] 平井まさあき(男性ブランコ) Amazon コント犬とは、空気階段の水川かたまり、男性ブランコの平井まさあき、サンシャインの坂田光、やさしいズのタイ、そい…
『メルマ旬報』が終わる。 編集長である水道橋博士による参院選での当選を受けて、会社が「特定の政治家が編集長を務めるメディアを運営することは出来ない」との判断を下したことが大きな理由らしい。「別にええやないか」という気もするし、「しゃーないな…
どうも、すが家しのぶです。 突然ですが、新型コロナウイルスに感染してしまいました。 六月三十日に発熱し、翌日に検査を受けるも陰性。とはいえ大事を取って、しばらく自宅に引きこもり、熱の状態が落ち着いてきたところで、改めて検査を受けてみたところ…
先日の『東京ポッド許可局』でVHSのことが話題になっていた。 で、なんとなく脳の奥の引き出しに片付けていた記憶が、ふつふつと蘇ってきた。 今でこそDVDだのBlu-rayだのにウツツを抜かしている私だが、その根っこにあるのはVHSである。OLの弁当箱の倍ぐら…
元「あばれヌンチャク」の竹内幸輔氏が亡くなった。45歳だった。 かつての相方で、晩年はピン芸人「桜塚やっくん」として活動していた斎藤恭央氏は2013年に亡くなっているため、これであばれヌンチャクというコンビは完全にこの世から消滅してしまったことに…
山里亮太が香川県に来ない。 このようなことを書くと、「この人は山里亮太と個人的な付き合いをしているのだろうか」「蒼井優とも知り合いなのだろうか」「第一子誕生のお祝いにプレゼントを送るぐらいの交流があるのだろうか」などという妄想を膨らませる人…
先日、うしろシティの解散が報じられた。 正直なところ、驚きはしなかった。私の友人に『星のギガボディ』(2016年から2021年にかけて放送されたうしろシティのラジオ番組)のリスナーがいて、彼から時折、うしろシティに関する不穏な情報を得ていたからだ。…
三十七歳になりました。それ以外に、これといってお知らせすることはありません。三十七歳になった人間が、このブログを運営しているという事実だけをお伝えしております。それ以上も、それ以下もございません。もっとも、このブログを運営している人間が三…
この記事は削除しました。 正直、それほど間違ったことを書いていたつもりはありません。ブクマコメントに関しても「うるせー文句あるなら烏合の衆から飛び出してタイマン張れやボケナス」という気持ちが大きく、そのまま残しておいても構わないと思っていま…
先日、Twitterのタイムラインに、漫画家の幸村誠氏のツイートが流れてきた。 なんとなしに読んでみると、どうやらEテレで放送中の『プラネテス』について何かしらかの言及を受けてのリアクションのようだった。幸村氏は『プラネテス』の原作者で、オリジナル…
読む余熱 VOLUME 5 作者:飲用てれび,すが家しのぶ,児島気奈,かんそう,けうけげん 白泉社 Amazon いつもお世話になっております。すが家しのぶです。 『読む余熱』の最新号が1月25日に配信開始となるのですが、こちらで今回も原稿を書かせていただきました。…
・12月5日(日) 目覚めるも、しばらく寝床でTwitterをポチポチ。 タイムラインに流れてきた、ダ・ヴィンチ・恐山こと品田遊『ただしい人類滅亡計画 反出生主義をめぐる物語』の広告ツイートが気になって、過去作を調べてみたところ、2017年の小説『名称未設…
・11月29日(月) 肌寒い。運転中に車のフロントガラスが真っ白になって危ない。 出勤中に『オードリーのオールナイトニッポン』を聴く。フリートークでは、若林も春日も自分たちが熱狂した時代のエンタメに関する話をしていて、いつも以上におじさん感が強…
読む余熱 VOLUME 4 作者:すが家しのぶ,かんそう,児島気奈,原克玄,飲用てれび 白泉社 Amazon どうも、すが家しのぶです。お知らせです。白泉社配信の電子雑誌『読む余熱』第四号に記事を書かせていただきました。『読む余熱』に参加させていただくのは、プレ…
Aマッソオダウエダ【初】女ガールズ【初】スパイクTEAM BANANA【初】茶々【初】天才ピアニスト【初】ヒコロヒー紅しょうが(昨年2位)【初】ヨネダ2000 日の目を見る機会の少ない個性豊かな女性芸人を発掘する場としては非常に優秀な『THE W』決勝戦のメンバ…