国民民主党代表の玉木雄一郎氏に不倫報道。さぬき市出身である玉木氏は西讃地区在住の私とは選挙区が別なのだが、同郷の人間によるゴシップ報道は見ていて居たたまれない気持ちになる。まあ、そんなことは正直、どうでもいい。それよりも私が気にかけているのは、玉木氏の不倫相手である小泉みゆき氏のことである。元グラドルで高松市の観光大使を務めていた小泉氏のことは以前から存じ上げていた。某日、他県で開催された香川県のプロモーションイベントの様子を撮影した動画を視聴していたところ、彼女が進行役を務めている姿が映し出されていて、その地方のイベントMCらしからぬプロポーションの良さに驚き、詳細を検索したことがあったのである。そこで彼女の年齢が39歳と知って更に驚愕、思わずインスタグラムのアカウントをフォローさせられてしまったのであった(無論、スケベ心によるものであることはいうまでもない)。そんな彼女が政治家と不倫である。小泉氏にガチ恋していたわけではないが、以前から認識していた人間が大きめのゴシップ報道の渦中に飲み込まれている姿を見ていると、なにやら心配になる。現在、小泉氏のSNSアカウントはすべて削除され、所属事務所である株式会社アンセムのホームページからもプロフィールが見られないようになっている。X(旧Twitter)では、報道写真における小泉氏の39歳とは思えないような(とされている)露出度の高いファッションに多くのツッコミが殺到、早くもネタ画像として昇華されつつある。当の玉木氏には「今回の件は財務省によるハニートラップなのではないか?」「不倫よりも大事なのは政治家としての仕事だ」と擁護の声があがっている。そこに小泉氏の姿はない。沈黙である。パワーバランスに差がある有名人によるゴシップ報道において、よく見られる状況である。私もこれがまったく見知らぬ女性との不倫報道であれば、世間と同じような反応を取っていたかもしれない。しかし、私は知っている。ゴシップ報道以前の彼女のことを知ってしまっている。故に気になる。気になってしまっている。今、社会全体から嘲笑され、築き上げてきた地位を失い、不倫相手からは「妻に叱られて……」と逃げの態勢を取られている彼女のことが。不倫の代償といえばそれまでなのだろうが……それまで、なのだろうか?