先日、いつものようにX(旧Twitter)を眺めていたら、とある漫画の1シーンがタイムラインに流れてきたんですよ。その漫画っていうのが、まさにその日に発売されたばかりの『よつばと!』の最新刊で、その1シーンっていうのが、ここでは具体的には書きませんけれど、あずまきよひこの漫画を読み続けてきた人間なら絶対に驚愕するような内容だったんですよね。で、私もそれを見て「うわーっ!そんなことになるのか!」って驚いたんですけど、しばらくしてから「いや、実際に単行本を読んでいるときに、このことを知りたかったわ」って思ったんです。だって、その1シーンは確かに驚きではありましたけれど、その1シーンに至るまでの流れがあるわけですから。それまでの流れをじっくりと楽しみながら読み進めていて、その1シーンに辿り着きたいわけじゃないですか。でも、その1シーンの存在を知ってしまったからには、もはやそういう楽しみ方は出来ないわけですよ。購入した最新刊を楽しみながら、でも心のどこかで「いつ、あのシーンが来るんだろう?」と思いながら読み進めなくちゃならないわけですよ。最悪ですよ。その画像を貼ったアカウントは「えーっ!?」みたいな一文を付け足していましたけど、まさに私のような未読の人間は「えーっ!?」と思わせる機会を奪われたわけですよ。これが発売日から一ヶ月も経っているっていうなら、まだ理解できますよ。それにしたってネタバレになるので良くはないですけど。でも、そのポストが投稿されたのは、発売日当日なんですよ。地方だとまだ書店には届いていない段階ですし、都会でもまだまだ手に入れていない人も少なくないだろう時期ですよ。そんなタイミングで、めちゃめちゃネタバレになる1シーンを投稿する意味が分かりません。いや、きっとバズりたかったんだろうとは思いますけれど、あまりにも邪悪です。映画に置き換えて考えてみてください。数年ぶりに新作が作られた映画シリーズの公開初日に、劇場内で盗撮した映像の1シーンを貼り付けて「あのキャラクターが登場するなんてビックリ!」ってポストしているのと同じことですよ。どういう意図によるものなのかは分かりませんが、シンプルに最悪です。糞です。それを拡散する人の神経も理解できません。それを目の当たりにする人の気持ちもろくに考えられない脳味噌だったら、取り外して代わりに銀紙でも貼っておいてほしいです(©抜け雀)。ちょっと、あまりにも腹が立ってしまったので、SNSでもさんざっぱら愚痴ったんですけれど、ブログの方にも書きました。作者のあずまきよひこが長年に読者に向けてくれたであろう、単行本オリジナルのサプライズを無下にした行為、マジで許せない……。
