0614「M-1グランプリ2022～新時代！漫才を塗り替えろ。～」
すが家です。新たな賞レース『THE SECOND』の熱狂もまだまだ冷めやらぬ五月の終わりですが、皆さんはどのようにお過ごしでしょうか。私は相変わらず文章を書くモチベーションが上がらないままで、お笑いとは無関係なテキストばかりを書き続けています。『THE SECOND』の感想文は書こうと思っているんですけれどね。一応、去年の『THE W』の感想文も。やる気はあるんです。気力がないんです。
そんなこんなの六月ですが……あんまりリリースがないですねえ。みんな大好き『M-1グランプリ』の公式ビデオが出るだけのようです。M-1か……なんか、未だにウエストランドが優勝したことに、あんまり実感を覚えていないのは私だけですかね。あの芸風で優勝したっていうことの驚きが抜け切れていないというか。しかも二年連続で非よしもと芸人が優勝って。なにやらとんでもない世界線に突入してしまったな、と今でも新鮮に現実を噛み締めてしまいます。もっというと、ロングコートダディの最終決戦進出、男性ブランコの四位という結果にも、まだまだ実感がないのですが。バキバキにコントやってる人たちが、その空気感を保ったままに漫才で評価されるって、地味にスゴいことですから。
今回のDVDには、決勝戦の模様は勿論のこと、十七組の漫才師による激闘が演じられた『敗者復活戦』、ファイナリストに密着したドキュメンタリー「アナザーストーリー」、そして撮り下ろし特典映像として、ウエストランドが様々な「あるなし」のお題についてトークする『ウエストランドのあるなしラジ』を収録とのこと。敗者復活戦といえば、あのコンビのネタは収録されるのでしょうか。権利的にけっこう大変なことになりそうですが。多くの視聴者に衝撃を与えたパフォーマンスなので、せっかくだからフルで収録してもらいたいものですね。
明けて七月は、稀代のエピソードトーク職人として知られる、あの人の新作トークライブ公演を収録したDVDがリリースされます。今回もきっと、すべらんなあ。
