カベポスター(2年連続2回目)
【初】くらげ
さや香(2年連続3回目)
真空ジェシカ(3年連続3回目)
【初】ダンビラムーチョ
【初】マユリカ
モグライダー(21年大会以来2回目)
【初】ヤーレンズ
【初】令和ロマン
(敗者復活戦勝者)
すがやしのぶです。今年もこの季節がやってきましたね。
まずは決勝進出の経験がある四組から見ていきましょう。昨年準優勝の「さや香」が二年連続で決勝進出。優勝候補といえるのでしょうけれども、昨年大会ではトップバッターで基準点に落ち着いてしまった「カベポスター」、山田邦子氏からの高評価が良くも悪くも印象的な「真空ジェシカ」が行く手を阻みます。また、返り咲きとして、これまた当時はトップバッターを務めた「モグライダー」の再臨も注目どころ。決勝の舞台を経験し、新たにレギュラー番組もスタートさせた彼らだからこそ、出来るネタを見せてくれることでしょう。
残る五組は初出場組。これがまた、いずれもクセモノ揃い。昨年の敗者復活戦での熱唱が印象的な「ダンビラムーチョ」、見た目によらず技巧派な一面も併せ持つ「くらげ」、ケイダッシュステージからやってきた三組目の刺客「ヤーレンズ」、キモさと面白さが同時に大爆発する変態系漫才「マユリカ」、学生お笑いあがりの新たな時代の漫才師「令和ロマン」。いずれもM-1に新たな風を吹かせる可能性を秘めたコンビばかりです。結果はどうあれ、全員が実力をしっかりと見せつけられるパフォーマンスを披露できることを、心から願っております。
そして、忘れてはならないのが、準決勝戦で惜しくも敗れてしまったコンビたちが、復活を目指して競い合う敗者復活戦。ファイナルステージ進出の経験がある「オズワルド」「ロングコートダディ」、今年がラストイヤーの「ななまがり」「ヘンダーソン」、我が道を行く漫才で再び決勝の舞台を目指す「トム・ブラウン」、西からやってきたギャグ漫才モンスター「フースーヤ」、騙されるばかりが能じゃない!「きしたかの」、ダイナミック漫才コントパフォーマー「ママタルト」など、いずれ劣らぬ実力者たちが一つの席を奪い合います。そんな今年の敗者復活戦は、例年から大幅にルール変更が行われるのだそう(詳しくは各自で調べてください)。単なる人気投票とも揶揄されていた反省を踏まえての改変が、どのような結果を生み出すのか。期待に胸が膨らみますね。
『M-1グランプリ2023』敗者復活戦および決勝戦は12月24日(日)放送の予定です。みんなでテレビに貼りつきましょう!