白昼夢の視聴覚室

この世は仮の宿

すが家しのぶ収集物目録(2005年1月~4月)

1/19 爆笑オンエアバトル エレキコミック
1/26 シティボーイズミックスPRESENTS「だめな人の前をメザシを持って移動中」
2/16 爆笑オンエアバトル 江戸むらさき
2/23 アンガールズ単独ライブ ~88~」
3/12 「ヒロシ会」
3/16 イッセー尾形ベストコレクション2004 コンプリートBOX
3/16 爆笑オンエアバトル スピードワゴン
3/18 「笑!X-KING ~厳選素材食べ放題!」
3/23 東京ダイナマイト「ユナイテッドステイツオブニッポン」
3/25 笑殺者 「ロックンロールコント集団 超新塾
3/25 笑殺者 タイムマシーン3号青春18キック」
3/25 「HANAKUSONS」
3/25 マジ☆ワラ Vol.1 インスタントジョンソン×火災報知器」
4/6 お笑いタイフーン 「アンタッチャブル~できませんはいいません~」
4/12 WAGE LIVE「白と黒」
4/20 小林賢太郎プロデュース公演「good day house」
4/20 小林賢太郎プロデュース公演「PAPER RUNNER」
4/25 マジ☆ワラ vol.2 アメリカザリガニ×チョップリン
4/27 2丁拳銃「銃響曲-SYMPHONY-」

どうも、すが家しのぶです。

2005年になりました。『M-1グランプリ2004』をアンタッチャブルが制し、『R-1ぐらんぷり2005』でほっしゃん。が優勝した時期になります。テレビ番組では、熊田曜子海江田純子が進行役を務めていた若手芸人番組『マジ☆ワラ』が、同年1月に放送を開始して3月に終了。番組の認知度はさほど高くないように感じますが、3月から8月にかけて全6巻の番組DVDがリリースされています。また昨年4月に放送を開始したコント番組『メンB』が3月に終了しています。私は見ていませんでしたが、2月にDVDがリリースされているあたり、それなりに人気を博していたようです。

この時期の見どころといえば、やはり“笑殺者シリーズ”の開始ではないでしょうか。ジェネオンエンタテインメントからリリースされた若手芸人DVDシリーズなんですが、アップフロント時代のタイムマシーン3号ナベプロ所属前の超新塾、五人組時代のカンカラ、トゥインクルでも珍しい漫才コンビだった南の風(風力3)ケイダッシュ所属前のハマカーンなど、この当時としてもけっこう珍しい面々を選抜しております。それだけ「若手芸人」の価値が高い時代だった、といえるのかもしれません。

その他、注目どころというと、エレキコミック江戸むらさきスピードワゴンというセレクトが味わい深い『爆笑オンエアバトル』第五シリーズ、キモカワイイで一世を風靡している真っ最中だったアンガールズの初単独ライブ、『笑いの金メダル』への出演をきっかけにネガティブなキャラクターがブレイクしていたヒロシの単独ライブ、前年の『M-1グランプリ』で決勝進出を果たした東京ダイナマイトの単独ライブ、あたりでしょうか。東京ダイナマイトはオフィス北野所属時代のもので、次長課長チョップリンのネタのカバーも収録されています(次長課長のネタは版権上の関係で大幅カットされていましたが)。あ、ちなみにシティボーイズミックス『だめな人の前をメザシを持って移動中』は、客演としてチョップリンが出演している公演です。暴言を吐いた小林さんに、大竹さんが「うるせえ松竹芸能!」と掴みかかる場面があった記憶がありますね(台詞の内容はちょっと違ったかも)。

あと、小林賢太郎が作・演出を手掛ける舞台シリーズ、“KKP”が初めてDVD化されたのもこの年。『good day house』は第一回公演、『PAPER RUNNER』は第三回公演となります。なんだその分け方は。『good day house』は出演者の犬飼若博氏の一人しゃべりで幕を開けるのですが、はっきりと「ここは笑いどころ!」と分かるくだりで観客からのリアクションがないところに、当時のラーメンズファンの戸惑いを感じます。面白いんですけどねえ……。

2005年5月~8月に続きます。