白昼夢の視聴覚室

この世は仮の宿

「M-1グランプリ2020」準決勝進出者決定!

・前大会ファイナリスト
ぺこぱ(3位)
見取り図(5位)
からし蓮根(6位)
オズワルド(7位)
インディアンス(9位)
ニューヨーク(10位)

優勝コンビのミルクボーイ、出場資格を失ったかまいたち、開催前から出場の辞退を宣言していた和牛、準々決勝戦で敗退となったすゑひろがりずを除いた六組が今年も準決勝戦に進出。いずれのコンビも前回大会以降に様々な分野で評価を上げており、そのままの勢いで決勝進出を決めたいところ。

・過去大会ファイナリスト
アキナ(16年)
マヂカルラブリー(17年)
ゆにばーす(17年・18年)

今年がラストイヤーだったスリムクラブ、第七世代をリードする漫才師の一角ミキ、2020年の歌ネタ王を制したさや香、強烈なスタイルで多くの人の記憶にこびりつく漫才で知られるトム・ブラウンなど、並み居る実力派たちがここで敗退。漫才師としてのポテンシャルはズバ抜けているミキがここで敗退するとは……。

・前大会セミファイナリスト
ダイタク(21位)
東京ホテイソン(12位)
錦鯉(24位)
ロングコートダディ(25位)

四千頭身アインシュタイン、ラランドなど、様々なバラエティ番組で活躍しているユニットがここで敗退。なかなか厳しい。実はここ数年、準決勝戦での評価が悪くない東京ホテイソン(2018年大会は11位)、そろそろ決勝進出を決めたいところ。

・過去大会セミファイナリスト
ウエストランド(18年)
学天即(16年)
金属バット(18年)
ニッポンの社長(18年)
ランジャタイ(17年)

関西の実力派漫才師として知られる学天即が、なんと四年ぶりの準決勝進出。ラストイヤーということもあって、ここは決勝進出確定……とは、そう易々と決まらないのが、M-1グランプリという大会なのだが。みんな大好き金属バット、みんな大好きランジャタイの準決勝進出も嬉しい。ラストイヤーの三四郎は惜しくも落選。

・初の準決勝進出
キュウ
カベポスター
コウテイ
タイムキーパー
おいでやすこが
滝音
祇園

ピン芸人として活動しているおいでやす小田とこがけんによる即席ユニット・おいでやすこがが準決勝進出の大金星! R-1決勝進出で売れそこなった二人が、これをきっかけに大爆発するか。個人的には、タイタン所属の不思議な漫才師・キュウの準決勝進出が嬉しい。奇妙な掛け合いが不可思議な世界へと観客を誘う。この他、関西で活動するカベポスター、コウテイ滝音祇園が初の準決勝進出。そして、こちらも大金星のタイムキーパーは、結成二年目の超若手コンビ。第七世代に新たな風を吹かせるか。

以上の二十五組に敗者復活の一組を加えた二十六組が準決勝進出となる予定(らしい)。