白昼夢の視聴覚室

この世は仮の宿

2020-01-01から1年間の記事一覧

「ENGEIグランドスラムLIVE」(2019年8月17日)

オープニングアクト:水谷千重子×Chage「ふたりの愛ランド」キングコング「漫才:劇場公演・肝だめし」ロッチ「コント:言うて~」NON STYLE「漫才:女性に服をプレゼント」ロバート「コント:イベント中継」変人「ワンカットものまねメドレー in湾岸スタジ…

三十五

かつて日本には誕生日を祝う習慣がなかったらしい。 堀井憲一郎の『落語の国からのぞいてみれば』によれば、1950年に『年齢のとなえ方に関する法律』が定められた時代から、庶民にとって誕生祝がリアルに成り始めたのだろう、とのこと。それ以前の誕生祝は、…

2020年1月の視聴記録

■1月21日。新年を迎えてから、まだ一度も芸人のネタDVDを視聴していないことに気付き、何かを観ねばならぬという衝動に駆られる。自分の中で色々と候補は挙がったが、一応は新年の一発目ということで、それに相応しい作品をと思い、カジャラの最新公演を収録…

2020年2月の入荷予定

5日「bananaman live S」 どうも、未だに『M-1グランプリ2019』の感想文を書き終えていないくせに、“お笑い評論家”などと名乗っているすが家しのぶです。烏滸がましいことは承知の上で、肩書による旨味を頂戴しようという姑息な姿勢を見せているわけですが、…

「M-1グランプリ2019」ニューヨーク、かまいたち(一本目)、和牛(2019年12月22日)

■『M-1グランプリ2019』の感想が書けないまま、一月が終わろうとしている。当時、リアルタイムで見られなかったことが、気持ちが盛り上がらない理由になってしまっているようだ。このままだと、春が過ぎても夏が訪れても何も書けずに終わってしまいそうなの…

「新春生放送! 東西笑いの殿堂2020」(2020年1月3日)

【NHK放送センター】トレンディエンジェル「斎藤さんから勉強を教わる」尼神インター「村一番の美女・誠子を生け贄に」モンスターエンジン「息子に相撲を説明する」まんじゅう大帝国「怖い話」ザ・ぼんち「テニスのダブルス・シングルス」 【なんばグランド…

三度目の『うるう』日。(2020年1月18日・19日)

ゼロ年代を代表するコントグループ、ラーメンズ。その芸術的とも称された数々のコントの台本を手掛けてきた小林賢太郎が、二〇一一年から上演し続けている舞台がある。タイトルは『うるう』。作・演出・出演を小林が一人で担当している意欲作だ。『うるう』…

「新春!お笑い名人寄席」(2020年1月2日)

新宿カウボーイ『審判』ロケット団『健康に気を付けて』 ナイツによる次の二組の紹介母心『歌舞伎に新しい要素を取り入れる』おぼんこぼん『家庭に歌を』林家三平『落語:源平盛衰記』神田松之丞『講談:源平盛衰記「扇の的」』ナイツ『闇営業、五輪招致、薬…

「売れっ子が推す!今年くる芸人 お笑い推して参る!」(2020年1月1日)

ミルクボーイ『漫才:コーンフレーク』(西川きよし推薦)かまいたち『漫才:トトロ』(千鳥推薦)見取り図『漫才:相方の見た目』(千鳥推薦)ジェラードン『コント:夜のオフィス』(ハリセンボン推薦)うるとらブギーズ『コント:マリリンモンローゲーム…

「爆笑問題の検索ちゃん 芸人ちゃんネタ祭り 第7世代をぶっ潰せ!SP」(2019年12月20日)

EXIT「漫才:お笑いの用語やテクニック」オードリー「漫才:イタコ」四千頭身「漫才:動物園の遠足と遊園地の遠足」東京03「コント:開店祝い」宮下草薙「漫才:ボディビルダー」ナイツ「漫才:演技」かが屋「コント:タイプ」友近「ヒール講談」トム・ブラ…

年始の御挨拶。

あけましておめでとうございます。すが家です。 正月も三が日を過ぎまして、そろそろ無闇に気持ちの高揚する元日の根拠なき目出度さを理由に欲望へと埋没した日々から平々凡々とした惨めったらしい日常へと気持ちを切り替えていかねばならぬと考えているとこ…