cacao(吉本興業/初進出)
コットン(吉本興業/2大会ぶり2回目)
シティホテル3号室(タイタン/初進出)
ダンビラムーチョ(吉本興業/初進出)
ニッポンの社長(吉本興業/5大会連続5回目)
ファイヤーサンダー(ワタナベ/2年連続2回目)
や団(SMA/3年連続3回目)
ラブレターズ(ASH&D/2年連続5回目)
隣人(吉本興業/2年連続2回目)
ロングコートダディ(吉本興業/2大会ぶり3回目)
なかなかに驚かされる結果になりましたね。
決勝初進出組は3組。近年のキングオブコントはフレッシュな初進出組を重要視する傾向が強いため、例年に比べて非常に少ない結果となりました。調べたところによると、初進出組が3組の決勝戦はコロコロチキチキペッパーズが優勝を果たした2015年大会以来のようです。エラいこっちゃ。顔ぶれもなかなか魅力的。2020年結成ながらも下馬評が異常に高いcacao、タイタン所属の芸人としては初のファイナリストに選ばれたシティホテル3号室、『M-1グランプリ2022』ファイナリストのダンビラムーチョ……手練れだらけの決勝戦だからこそ、彼らが旋風を巻き起こすかもしれません。
久しぶりの決勝進出となる返り咲きは2組。もっとも、いずれも2022年大会以来の決勝進出なので、そこまでスパンは空いていないのですが。バラエティ番組で場数を重ねてきただろうコットンの躍進も気になるところですが、個人的にはキングオブコントとの相性があまり良くないロングコートダディに対する評価が気になるところです。なにせ過去大会の戦績はいずれも10組中7位。印象的なネタを演じていた記憶が色濃く残っているだけに、その低評価ぶりに驚かざるを得ません。今度こそ上位に食い込みたいところですね。
そして、昨年の決勝戦から、連続して決勝進出を果たしているのが5組。……これ、多いです。めちゃめちゃ多いです。ここ10年の大会の歴史を振り返っても、15年大会・20年大会・21年大会の4組が最高。5組はかなり異例の結果といえます。この采配が吉と出るか凶と出るか。フタを開けてみないことには分かりません。異例といえば、ニッポンの社長の5大会連続決勝進出もかなりの異例ですね。なんと大会史上初の出来事なのだそう。過去大会で披露したネタにも劣らない新作を用意してきたということなのでしょう。楽しみです。……その陰に隠れてしまっていますが、ラブレターズも地味に5回目の決勝進出という史上2位タイの記録を出しています。ちなみに1位はさらば青春の光の6回となります。来年も目指せ決勝進出……いや、目指すべきは優勝なんですが。
そんなキングオブコント決勝戦は10月12日を予定しております。……えっ!?(←その日、絶対に外せない予定が入ってしまっている人)