いつもお世話になっております。すが家です。
今年も日本一のコントを決定する賞レース『キングオブコント』が開催されています。五月に大会の開催決定を知らせる記者会見が行われ、六月より予選一回戦が開始。八月中に準々決勝戦が終了し、九月に準決勝戦が執り行われる予定となっております。決勝戦の日取りはまだ発表されていませんが、例年通りであれば十月ごろに開催されるのではないでしょうか。……つまり、決勝当日まで、おそらくもう残り三ヶ月を切っているわけです。
こうなると気になるのは、2015年大会から決勝審査員を務めている松本人志の存在です。文春との裁判を理由に2024年1月から芸能活動を休止している松本氏。現時点での状況は存じ上げませんが、『キングオブコント』決勝の日までに復帰しているとは到底思えません。……となると、その空席を誰かが埋める必要性があります。というわけで、今回の記事では『キングオブコント』決勝の日までに松本人志が芸能活動へと復帰していないことを前提として、その空席を誰が埋めるのかを勝手に想像してみようと思います。我ながら下世話で中身のない話だとは思いますが、お暇でしたらお付き合いください。
※あくまでも個人の意見によるものなので、「そんなわけないだろ」のような不粋なツッコミはご勘弁。
・歴代王者審査員の追加
2021年大会以降の『キングオブコント』では、松本人志以外の審査員はすべて過去大会の王者が担当しています。飯塚悟志は二代目王者「東京03」、秋山竜次は四代目王者「ロバート」、小峠英二は五代目王者「バイきんぐ」、山内健司は十代目王者「かまいたち」のそれぞれメンバーです。この傾向を重んじるのであれば、松本氏の空席を埋めるのは歴代王者の誰か、と考えるのが自然のような気がします。現在、メンバーが審査員として参加していない、歴代王者は以下の通り。
バッファロー吾郎、キングオブコメディ（解散）、かもめんたる、シソンヌ、コロコロチキチキペッパーズ、ライス、ハナコ、どぶろっく、ジャルジャル、空気階段、ビスケットブラザーズ、サルゴリラ
この中からだと、既に『UNDER5 AWARD』『ABCお笑いグランプリ』において審査員を務めた経験を持っている、岩崎う大（かもめんたる）が有力であるように思えます。審査だけではなく、審査員としてのアドバイスも的確であることがお笑いファンの間では話題となっており、信頼と実績を兼ね備えているといえるでしょう。この他、若手芸人からの信頼が厚いバッファロー吾郎A（バッファロー吾郎）、憑依型のコント芸人として高い評価を得ているじろう（シソンヌ）あたりも有力候補かもしれません（これは個人的な印象論）。ただ、単なる追加要員ではなく松本人志の代理となると、もうちょっと芸歴を重ねた“格”のある人物の参加が世間から期待されるような気もします。
・お笑い第三世代の登板
次に考えられるのは、松本人志と同世代のいわゆる“第三世代”が登板される可能性ですね。第三世代というのは、1980年以降にデビューした芸人たちの総称で、以下のような面々が該当するとされているようです。
とんねるず、ダウンタウン、ウッチャンナンチャン、ダチョウ倶楽部、ハイヒール、ホンジャマカ、清水ミチコ、130R、今田耕司、東野幸治、伊集院光、爆笑問題
この中で、審査員を務めた経験のある芸人というと、南原清隆（M-1）、板尾創路（R-1）、清水ミチコ（R-1、THE W）、ヒロミ（THE W）、リンゴ（THE W）あたりになるのでしょうか。認知度とコントのイメージの強さでいえば、南原清隆が最も可能性が高いような気がします。……今や『ヒルナンデス！』の印象の方が強いんですかね。ウッチャンや太田氏に審査してもらいたい人も多いんでしょうけれど、難しそうですね。
・過去審査員の帰還
個人的に、最も可能性が高そうだと思っているのがこれです。2015年大会から2020年大会にかけて審査員を務めていた四人のうち、誰かが戻ってくるのではないかと。その四人がこちら。
このメンバーの中だと、当時から審査に定評があった設楽統の復帰に期待を寄せたいところ。知名度も実力も申し分なし。東京コント界においては、もはや重鎮といっても過言ではない存在感です。あの仕事量で毎年単独ライブを開催しているの異常ですからねホント。
この他、松本氏と関係性があり『座王』などの番組で若手芸人と関わりを持っている千原ジュニア、『IPPONグランプリ』で松本人志の代行としてチェアマンを務めているバカリズム、『キングオブコント』ファイナリストでM-1審査員も務めている富澤たけし（サンドウィッチマン）あたりを想像しているのですが、どうなるんでしょうかねえ。想像が出来ませんねえ。
