こんばんは。
一年ぶりにアレをやります。ではルール。
・このランキングは筆者が一方的に決め付けたランキングである。
・このランキングは2017年にリリースされた全ての作品を対象としているわけではない。
・このランキングは雰囲気で決めているので、後で意見が変わる可能性も否めない。
・だからあんま真に受けるなよ。
こんな感じです。
あ、そうだ。謝罪があります。今年こそ、もっと早めに開催するつもりだったのですが、まさかまさかの昨年よりも遅くなってしまいました。申し訳ないです。まあ、この企画のことを、そこまで本意気に捉えている人もいないでしょうし、だからこそ、今頃になっての2017年総決算企画であります。
それにしても、2017年の選出は大変でした。あまりにも豊作で。正直、「あっ、これはベスト10に入るレベルの出来だな」と思っていた作品が、第11位以下にズラリと並んでおります。具体的に挙げると、『小林賢太郎最新コント公演 カジャラ #1 『大人たるもの』』『だーりんずベストネタ集「カツライブ」』『シソンヌライブ [cinq]』『天竺鼠5』あたりは、例年ならば余裕で入っていたと思います。……いや、実際のところは、どうなっていたのか分からないですけどね。でも、それぐらいに、どの作品も面白かったです。逆にいえば、いっくらでも変動するであろうランキングになっております。
なので、ユルーい感じで、お楽しみください。
【第10位】
ダイアン 1st DVD/DVDのダイちゃん~ベストネタセレクション~
- 出版社/メーカー: よしもとミュージックエンタテインメント
- 発売日: 2017/02/08
- メディア: DVD
- この商品を含むブログを見る
2016年10月10日にルミネtheよしもとで開催された単独ライブの模様を収録。オススメは、西澤が住んでいる部屋が別の場所を想起させる『模様替え』と、カバと西田敏行が交互に迫ってくる『カバ』。
【第9位】
2016年11月から12月にかけて全国5ヶ所を巡ったライブツアーより、神奈川県・横浜にぎわい座での公演を収録。オススメは一つの漫才をそれぞれがそれぞれに演じてみせる不思議なパフォーマンス『ワンマンナイツ』。
【第8位】
和牛 漫才ライブ2017~全国ツアーの密着ドキュメントを添えて~ [DVD]
- 出版社/メーカー: よしもとミュージックエンタテインメント
- 発売日: 2017/11/15
- メディア: DVD
- この商品を含むブログを見る
2017年8月から10月にかけて、全国9都市を巡るライブツアー「和牛がチャンピオンになるための全国ツアー」を敢行した和牛が、同年6月に沼津ラクーンよしもと劇場にてDVD収録用に開催したライブの模様を収録。オススメは、M-1決勝でも披露された寸分違わぬ『ドライブデート』『花火デート』、前半のフリが後半にしっかりと畳み掛けられる『ロボット』、SF的展開が不思議な『おっぱい星人』。
【第7位】
2016年3月25日に恵比寿ザ・ガーデンホールで開催されたライブを収録。6人のテレビ局員たちが考えてきた企画に千原ジュニアが挑む。オススメは「6ch(TBSテレビ) 藤井健太郎」。
【第6位】
2017年3月17日・18日に東京・ユーロライブで開催された第四回単独ライブ「買ったらお縄!ホンチャン・ヤルデ株」の内容を再現、実際のライブでは披露されていない映像ネタなどを追加して収録。オススメは、虚実あやふやな『ナインセカンド』、会話のストレスに対してブチかまされる『制裁』、色んな意味で問題作の『進路相談』。
【第5位】
2016年11月24日に新宿バティオスで開催された映像収録スペシャル ライブ(無料)の模様を収録。オススメは、宇宙戦争の到来を知った国崎がUFOを撃墜する日本代表に選ばれる『宇宙大戦争』、国崎が集めた仲間たちを引き連れてトロールと戦いに行く『仲間が欲しい』。
【第4位】
佐久間一行SHOW2017 BOHOL~ボホール~ 完全生産限定盤 [DVD]
- 出版社/メーカー: よしもとミュージックエンタテインメント
- 発売日: 2017/12/20
- メディア: DVD
- この商品を含むブログを見る
2017年8月に東京・千葉・大阪で開催されたライブの東京公演に加え、同年3月に再演されたライブ「スマイパー×アニマルピンク」の模様を収録。オススメは、なんとなく茶色だとステキな印象を与える事物をイラストで紹介する『茶色の魅力』、お菓子工場の中で流れている不思議なアニメに心を奪われてしまう『お菓子工場見学』。
【第3位】
2017年5月に草月ホールで開催された単独ライブを収録。オススメは、想像していたよりもずっと余命が短いことを教えられて困惑する重病患者を描いた『過ぎてゆく時間の中で』、三者面談での将来の夢についての話し合いが何故かシチュエーションコントの様相を呈する『志望遊戯』。
【第2位】
2016年7月から10月にかけて、全国15ヵ所(全33公演)を巡った単独ツアーより最終公演の模様を収録。オススメは、後継者募集にやってきた若者だったが「見て覚えろ」というばかりできちんと仕事を教えようとしない職人に不満が募る『後継者』、普段から損な役目ばかりを背負わされている男が遂に我慢の限界に達して怒りを爆発させてしまう『蓄積』。
【第1位】
アンガールズ単独ライブ「俺、、、ギリギリ正常人間。」 [DVD]
- 出版社/メーカー: Sony Music Marketing inc. (JDS) = DVD =
- 発売日: 2017/07/26
- メディア: DVD
- この商品を含むブログを見る
2017年4月20日・21日に本多劇場で行われた単独ライブを収録。オススメは、自分のことを捨てた女を諦めきれない男が彼女の結婚相手を付け回すストーカーとなってしまった『追跡』、水族館で泳いでいる魚たちを眺める時間の差が気になって仕方がない『水族館』。
ここらで一応、解説みたいなことを。
・はっきり言って、今年はアンガールズの年でした。東京03、バカリズム、佐久間一行のあたりはダンゴ状態だったのですが、第1位はコレしかないぞ、と。それぐらいに唯一無二の存在感を放っていました。
・ランジャタイは当初、第10位ぐらいに落ち着こうと思っていたのですが、「こんなにオリジナリティを放っているコンビを評価しないでどうするよ」と考え直し、第5位となりました。ハマッたときの破壊力がとんでもないです。
・第6位のAマッソと第7位の千原ジュニアは「絶対に入れなくてはならない」という意志の元、この位置に入っています。実際、どちらもとんでもなく面白いですし、素晴らしい発想に満ち溢れています。特に『6人のテレビ局員~』の藤井健太郎パートは本当に……。
・ナイツ以下は冒頭で取り上げたランク外とダンゴ状態になっています。冷静に比較すると、順位に多少のズレが生じる可能性はありますが、まあ、今回はこんなもんだろうということで。
こちらからは以上です。