どうも、すが家しのぶです。
2006年というと、新しい時代を担ってくれるだろう若手芸人たちがテレビに定着し始めたことで、お笑いブームがかなり落ち着き始めた時期という印象がありますね。良くも悪くも若手芸人が飽きられ始めたとでもいうのでしょうか。だからなのか、リリースのラインナップも、なにやらメジャーとマイナーの中間あたりの人たちが多いような気がします。その結果、ただ売れっ子の名前だけが連なるわけではない、なかなかに豊潤なメンツが揃っているように思います。
また、2006年はお笑い芸人のDVDを専門に取り扱うレーベル・コンテンツリーグが発足された年でもあります。七月にリリースされている『2006年上半期 漫才「爆笑問題のツーショット』は、その記念すべき第一弾作品です。ただ、まだ発足されたばかりなので、本来ならばコンテンツリーグからDVDを出すべき芸人が、他社からソフトをリリースしたりしていますね。プロダクション人力舎所属のキングオブコメディによる『ハンディキャップ』とか。
あと、2006年といえば忘れてはならないのが、東京03の単独ライブが初めて映像ソフト化された年だということ。当時の単独ライブのナンバリングは、まだ第4回でした。当時の角田さんには、まだちょっとプラスドライバーのイメージが残っていました。それが今年は第26回ですからね。時の流れを感じずにはいられません。思えば、アルファルファ・プラスドライバーの活動期間よりも、もはや東京03としての活動期間の方がずーっと長いんですよねえ。
その他、個人的な注目点としては、バカリズムのユニットライブ『PS7』、ホリプロコム移籍前の磁石による唯一の映像作品『カクヘン』、松竹芸能・サンミュージックによるDVDリリースラッシュ、バナナマン傑作選ライブ『bananaman Punch』、イッセー尾形の実質上のベストセレクション『寄席 山藤亭』あたりですかね。松竹・サンミュージックのラインナップ、なんだかめちゃめちゃ懐かしい気持ちになりますねえ。元OverDriveの石野さんとか、今どうしているんでしょうか。俳優に転向されると聞いたっきりになっていますが。
2007年に続きます。