白昼夢の視聴覚室

犬も食わない

DVDの特典映像なんて、こんなんなんぼあってもいいですからね!

先日、リリースされたばかりのウエストランドの新作が、ちょっとだけ注目を集めている。M-1優勝後に開催された単独ライブの模様を収めている本編が75分であるのに対し、特典映像が162分(2時間42分)という、とんでもないボリュームになっているためである。この特典映像には、単独ライブでの反省会と称した、トークライブの模様が収められているらしい。本編に収録されているライブの反省会トークライブを特典映像として収録していること自体には前例はあるものの、これほどの長時間に及んでいるものは前代未聞である。トークライブ当日、よほど井口のしゃべりが盛り上がったのだろう。

本編よりも特典映像の方が長い作品といえば、最初に思い出されるのは、2007年にリリースされたとろサーモンの『ご指名・ご購入ありがとうございま~す! ~感謝してます編~』である。

この作品、単独ライブの映像を収録した本編が72分であるのに対し、ネタやロケの模様を収めた特典映像が79分と僅かに長い。正直、先のウエストランドに比べて、その違いは微々たるものであるように感じざるを得ないが、本作は「本編よりも特典映像の方が長い」ことをセールスポイントとしてアピールしていたため、非常に印象に残っている。逆にいえば、当時は特典映像に着目した作品がさほど多くはなかったことを証明している、といえるのかもしれない。

ちなみに、ここ最近のリリースの中で、最も収録時間が長い作品を世に送り出しているのはハリウッドザコシショウである。きちんと比較していないので確実ではないが、おそらくはそうだろう。なにせ2023年にリリースされた最新作が、リリース用に行われたライブの模様を収めた本編152分、自身が開催する賞レース“喚き-1GP”などの企画を収録した特典映像201分、合計353分(ほぼ7時間)という他の追随を許さないボリュームなのだ。ディスク一枚にこれだけの時間を詰め込んでいるのだから、どうかしているとしかいいようがない。

なお、過去のラインナップを確認すると、2016年にリリースされた『ハリウッドザコシショウのものまね100連発ライブ!』は本編98分+特典映像130分、2018年にリリースされた『ハリウッドザコシショウのものまね100連発ライブ!SEASON2』は本編116分+特典映像111分、2020年にリリースされた『ハリウッドザコシショウのものまね100連発ライブ!SEASON3』は本編139分+特典映像187分となっている。……こうして見ると、年を重ねるごとに増えていることがよく分かる。こうなってくると、次回作あたりは更なるボリュームを目指して、そろそろBlu-ray化されるのではないか。高画質で見るザコシはとんでもない迫力になりそうだ。

もっとも、これは本当に記憶だけで書いていることなので、他にもっとボリュームのある作品が存在しているのかもしれない。ご存じの方はコメント欄で教えてほしい……って、なんだかYouTuberみたいな文章の締め方になっちゃったな。