・1972年結成
【初】ザ・ぼんち・1987年結成
【初】ショウショウ・1993年結成
COWCOW・2000年結成
タイムマシーン3号
流れ星☆
【初】ロビンフット・2001年結成
【初】LLR
超新塾【シード枠】
東京ダイナマイト・2002年結成
三日月マンハッタン・2003年結成
ジャルジャル
【初】ハンジロウ
【初】ヤング・2004年結成
囲碁将棋【シード枠】・2005年結成
インポッシブル
ガクテンソク・2006年結成
タモンズ
ラフ次元
昨年大会の感想を書き終わらせないといけないな……と、呑気に考えているうちに、第二回大会が着々と進行していることに気付かされて、今になって慌てている。意志はあるのだが、面倒臭さが上回っているというのが、正直なところだ。そもそも、大会終了から一年が経過しようというタイミングで書かれた感想文に、どれほどの需要があるものなのか。こうなったらいっそ、書かない方が良いのではないか……と、逃げ腰の体勢を取っている最中ではあるのだが、とりあえず昨年と同様に、今大会のデータをまとめてみようと思う。
昨年大会のファイナリストからは、囲碁将棋、金属バット、超新塾、テンダラー、マシンガンズの五組が参戦。優勝したギャロップ、売れっ子コンビの三四郎、色々とあって現在はコンビとしての活動を休止しているスピードワゴンは不参加である。スピードワゴンに関しては、今の段階でどういう状況になっているのかは定かではないが、芸人を続ける意思があるのであれば、いずれ戻ってきてもらいたいものである。
ファイナリストを除いて、昨年大会から連続してノックアウトステージに進出したのは、インポッシブル、COWCOW、ガクテンソク、かもめんたる、ジャルジャル、シャンプーハット、タイムマシーン3号、タモンズ、東京ダイナマイト、流れ星☆、三日月マンハッタン、モンスターエンジン、ラフ次元、ランジャタイの十四組。昨年のノックアウトステージ出場者のうち、スーパーマラドーナ、スリムクラブ、ツーナッカン、2丁拳銃、Hi-Hi、フルーツポンチ、モダンタイムスは予選敗退。Dr.ハインリッヒとなすなかにしは不参加。プラス・マイナスは今年も出場してノックアウトステージに進出する予定だったのだが、突然のコンビ解散のため出場不可となった(繰り上がりでCOWCOWがノックアウトステージ進出)。
初のノックアウトステージ進出者は、LLR、祇園、ザ・パンチ、ザ・ぼんち、ショウショウ、ダブルアート、ななまがり、母心、ハンジロウ、ヘンダーソン、ヤング、リニア、ロビンフットの十三組。このうち、祇園、ダブルアート、ななまがり、母心、ヘンダーソン、リニアは昨年にM-1ラストイヤーを迎えての参戦である。やはり最も目を引くのはザ・ぼんちの存在だ。1972年結成、かつてはB&Bや紳助・竜介らとともに漫才ブームを牽引したベテランコンビの参戦は、多くのお笑いファンを驚かせたことだろう。ただ、ザ・ぼんちは賞レース時代の『THE MANZAI 2014』への出場実績を持つほど、チャレンジ精神に溢れたコンビでもある。当時は予選敗退に終わってしまったが、今大会ではどのような結果を生み出すのか。……ちなみに、個人的にはザ・パンチに注目している。ゼロ年代末に巻き起こったショートネタブームの渦中にいたコンビは今、どのような漫才を披露しているのだろうか。
そしてまさに今日、ノックアウトステージのトーナメント組み合わせも発表された。昨年大会のファイナリストたちはそれぞれ分散されたが、最低でも初の決勝進出を果たすコンビが三組以上は現れることが決定している。注目どころは、ベテランのザ・ぼんちに無名の若手たちが立ち向かうBブロック、関東のクセモノたちが一堂に会しているEブロック、シンプルにネタの強さが問われる戦いが予想されるGブロックあたりだろうか。
ノックアウトステージは3月23日より開催予定。今年の優勝は果たして誰の手に?