白昼夢の視聴覚室

この世は仮の宿

「キングオブコント2023」ファイナリスト発表!

【初】ファイヤーサンダー
ラブレターズ(2016年以来4回目)
ニッポンの社長(昨年10位)
【初】ゼンモンキー
【初】カゲヤマ
や団(昨年3位)
【初】隣人
蛙亭(2021年以来2回目)
ジグザグジギー(2016年以来3回目)
【初】サルゴリラ

や団ニッポンの社長が二年連続で決勝進出。ニッポンの社長に関しては四年連続の決勝進出。彼らが如何に独創的な芸風を築き上げていて、それがきちんと評価されているということがよく分かる。リベンジ組は、蛙亭ジグザグジギーラブレターズの三組。ジグザグジギーラブレターズは七年ぶりの決勝進出。ここ数年、準決勝戦終了後には、「今年のジグザグジギーはスゴい!」「今年のラブレターズは行った!」という旨のツイートを頻繁に見かけたので、期待に胸が膨らまざるを得ない。

初の決勝進出は五組。ファイヤーサンダーは、かつてかまいたちジャルジャルが優勝した関西の賞レース「ABCお笑いグランプリ」の39代目チャンピオン。関西のお笑いファンのハートを射止めたコントで、日本一を目指す。ゼンモンキーは「ワタナベお笑いNo.1決定戦」2021年大会の王者。同大会で連覇を成し遂げたハナコに続く優勝トリオとなるか。隣人は第10回「ytv漫才新人賞」優勝者。当時はアクロバットに動き回る漫才コントで大会を制したが、コントでも、その躍動は見られるのか。サルゴリラは元ジューシーズの赤羽と児玉によるコンビ。ジューシーズ時代はジャングルポケット・パンサーとともに次世代を担うトリオとして注目されていたが、コンビになってからは目立った活動が見られず。今回の決勝進出をきっかけに、再び日の目を浴びたい。カゲヤマは昨年M-1準決勝戦に進出し、気持ち悪いスタイルのネタで話題を集めたコンビである。キングオブコントには二度の準決勝進出経験があり、今回は満を持しての決勝進出となった。勢いのままにトロフィーをもぎ取ることが出来るか。

勝戦は10月21日放送予定。