白昼夢の視聴覚室

この世は仮の宿

東京旅行の補足。

2024年2月17日から19日にかけて東京に行ってきました。旅行中の主な出来事については当ブログでもまとめているので、お暇なときにでも読んでいただければ幸いです。

今回の記事は、記事でまとめるほどではなかったけれど、記録しておいた方が良いかもしれないことを書きます。「記録しておいた方が良い」というのは「後で自分が確認したくなるかもしれない」という意味です。なので、当ブログをわざわざ読んでくれている、奇特で素晴らしい読者の皆様には興味のない内容になるかもしれませんが、どうぞご了承いただけますと幸いです。

【旅行について】

新型コロナウィルスのパンデミックを受けての行動制限から、県外へのお出かけを自粛していたこともあって、今回の東京旅行はかなり久しぶりのものとなりました。調べてみると、なんと前回の東京旅行は五年前、それも『オードリーのオールナイトニッポン10周年全国ツアー in日本武道館』(2019年)を観に行ったとき以来とのこと。今回の旅行の準備をしているときに、妙に身体が緊張しているような自覚があったのですが、それほどの間が開いてしまっていたのなら、仕方のないことといえるのかもしれません。一時期は年に一度のペースで出かけていたんですけどね。

【オフ会について】

今回の旅行ではオフ会を開催できませんでした。

理由は二つ。一つ目は、先にも書いたように、私自身が今回の旅行について異常に緊張していたため、企画する余裕がまったくなかったことです。自分の旅行のことで精いっぱいなのに、飲み会のセッティングなんて出来るわけがありません。結果、東京でご挨拶したかった方々に、まったく連絡することが出来ませんでした。次回があれば、その時にはよろしくお願いします。

二つ目の理由は、今回のイベント状況によるものです。今回のイベントはとにかくチケットが獲れないことが話題になりました。事実、私自身も、一次選考で落とされ、二次選考で落とされ、三次選考でも落とされ、四次選考でも落ち、一般販売でのチケット争奪戦の中でなんとかチケットを獲得することが出来たという状態でした。こうなると起こり得るのは、オフ会を開いた際にイベントに行ける人と行けない人がかち合う可能性です。今回のイベント状況を受け、番組から心が離れて行ってしまったという人も少なくない中で、両者が鉢合わせとなる状況は、あまり芳しいことであるとは思えません。それ故にオフ会の開催を断念した次第です。……あと、そもそもの話として、開演時間があまりにもハード(普通の日曜日の午後五時半開演、午後九時過ぎ終演)で、その後に飲み会が出来る余裕などないような気がしたっていうのもあるのですが。もうちょっとなんとかならんかったのか、アレは。

今回、のていさんとだけ会う約束をしていたのは、氏が東京ドームに参加するというポストを見かけたことと、相談したいことがいくつかあったためです。その上で、けっこうに踏み込んだ質問もしてしまったような気がします。お付き合いいただきまして、ありがとうございました。

【北欧について】

以前から、東京を訪れた際には必ず利用していた、『サウナ&カプセルホテル 北欧』を今回も利用したのですが、ところどころに変化が生じていました。ざっと並べると、「エレベーターに貼られているステッカーの数が異常」「入口に置かれている有名人のサインの数が異常」「カウンターの横にあるグッズ販売コーナーのバリエーションが明らかに増えている」「大浴場の入り口に置かれていたフェイスタオルが無くなっている」などでしょうか。フェイスタオルについては、初日にうっかり説明書きを読まずに「今はタオルが置かれていないだけで、後で補充されるだろう」と勝手に勘違いして大浴場に入ってしまったため、後で非常に困惑しました。どうやらタオルは午前中にのみ設置するようになったようです。誰かが何かをやらかしたのだろうと勝手に思っております。あと、カプセルの中が異常に通気性が悪くて驚いたのですが、以前からそうだったのか気になっています。冬場なのでそういう設定にした……ということもありそうな気がしています。

岡本太郎記念館について】

松山市に『伊丹十三記念館』という施設があって、これがとてもオシャレで洗練された場所なので、それをイメージして訪れたのですが、想像以上の小ささに驚きました。東京に住んでいる人がちょっとした休みの日に訪れるのにちょうど良いサイズ感といった印象で、わざわざ地方から来た人間が訪れると肩透かしを食らったような感覚になるかもしれません(ていうか、なりました)。ただ、館内は撮影OKでしたし、庭園に設置されている岡本太郎作品を目の当たりにしたときには確かに感動を覚えたので、一度は訪れてみても良いのではないかとも思います。物販も充実しています。

【ボケルバについて】

勝敗の決まらない大喜利に参加したのは久しぶり(2016年にホシノ企画に参加して以来)のことだったのですが、改めて自分のスロースターターぶりを実感させられましたね。とにかく序盤は頭が回りませんでした。でも、少しずつ、お題を咀嚼する余裕が出てくると、自分が面白いと感じるような回答を出せるようになっていって、ちゃんと楽しむことが出来ました。もちろん、ウケたときも嬉しいのですが、あんまりウケなかったときでも『ボケルバ』のスタッフの方がしっかりとフォローしてくれて、それがとても有り難がったです。それで笑いが起こるということはないのですが、自分の考えをちゃんと汲んでくれた上でのフォローだったんですよね。「ウケてはないけれど、理解してくれている」と感じたときの喜びは、なかなかになかなかのものでした。ただ、自分が回答を考えているときは、他の人の回答を聞く余裕を持てなかったのは、ちょっと残念でしたね。他の人の面白い回答でも、ちゃんと笑いたかったです。贅沢な話でしょうが。

【東京ドームについて】

デカいです。そりゃそうだろと思われるかもしれませんが、読者の皆様が思っている3倍ぐらいデカいです。なので、今回のように、観客が満員になっているようなイベントの後で、離れた席に座っている友人と落ち合う際には、ドーム外の施設だとか最寄り駅だとか、ちょっとドームから離れたところで待ち合わせをした方が良いです。今回、のていさんと「イベントの後、敷地内のトイレ前で待ち合わせましょう」と約束したのですが、終演後の移動で右も左も上も下も分からないような状態になってしまって、微塵も約束の場所に辿り着ける気がしませんでした。土地勘のある人なら、まだなんとか対応できるのでしょうけれども、地方民はあきらめましょう。あ、あと、東京ドームの椅子は鬼のように硬くて狭いです。荷物は最低限にとどめて、だけど座布団は持参した方が良いかもしれません。ただ、アイドルやミュージシャンのライブのように、頻繁に立ち上がるようなことがあるなら、座布団は不要かもしれません。

【時間の使い方について】

一月に大阪を訪れたときにも感じたことですが、最終日に時間を余らせてしまうことが多いです。というか下手です。そもそも臨機応変な対応が不得意な人間なので、事前にそれなりに予定を組まないと何も出来ない人間なのに、最終日に関しては「交通機関の出発の時刻までに行けない(出来ない)ことが発生してしまう」ことを異常におそれて、予定をスッカスカにしてしまいがちなんですよね。結果、時間を余らせてしまって、何処にも行けない・何も出来ない状態を生み出してしまっているのだから、どうにも仕様がありません。貧乏性極まれりといったところでしょうか。なので、次回の旅行時には、最終日にもなにかしらかの候補を詰め込み、行動に移れるように対応していこうと思いました。これが一番の反省点となります。

こんなところでしょうか。ここまで読んでいただきまして、ありがとうございました。また旅行の際には記事を書くだろうと思いますので、その時にはよろしくお願いいたします。アディオス。