菅家です。2025年のフジテレビは色々と大変な状況に陥っています(27時間テレビの休止には流石に驚かされました)が、『THE SECOND~漫才トーナメント~』は今年も無事に開催されるようです。というわけで、今回もノックアウトステージに進出する32組をまとめてみました。ざっと見た感じ、かなり渋いラインナップですよ。
・72年結成
ザ・ぼんち
・90年結成
【初】はりけ~んず
・94年結成
シャンプーハット
・97年結成
【初】レイザーラモン
・99年結成
【初】天津
・00年結成
ツーナッカン
・01年結成
【初】三拍子
・03年結成
ジャルジャル
ハンジロウ(シード枠)
・04年結成
囲碁将棋
【初】チャーミング
・05年結成
【初】タナからイケダ
【初】本田兄妹
・06年結成
【初】アモーン
タモンズ(シード枠)
ラフ次元(シード枠)
・07年結成
金属バット(シード枠)
【初】見取り図
モンスターエンジン
【初】吉田たち
・08年結成
祇園
【初】ツートライブ
ななまがり(シード枠)
母心
ヘンダーソン
リニア
まずはシード組(前回大会ファイナリスト)から、金属バット、タモンズ、ザ・パンチ、ななまがり、ハンジロウ、ラフ次元の六組がエントリー。金属バットは二大会連続でファイナルステージに進出していることを思うと、今大会の優勝候補といえるのかもしれません。前回大会優勝者のガクテンソク、二大会連続でノックアウトステージに進出していたタイムマシーン3号は不出場。第一回大会の三四郎もそうでしたが、売れっ子は一度ファイナルステージに進出してしまうと大会そのものに参戦しなくなる傾向があるのかもしれません。また、第一回大会のファイナリストから、囲碁将棋とマシンガンズの二組がエントリー。前回大会にシード枠として参戦した超新塾とテンダラーは今回は出場していませんでした。
続いては、初の決勝進出を虎視眈々と狙っている、三大会連続でノックアウトステージに進出しているジャルジャル、シャンプーハット、モンスターエンジン。その知名度に違わない安定感を見せています。なお、前回大会において二大会連続でノックアウトステージに進出していたインポッシブル、COWCOW、流れ星☆、三日月マンハッタンの四組は選考会で敗退、かもめんたるはスケジュールの都合から出場を辞退しています二大会連続でノックアウトステージ進出を果たしたのは、祇園、ザ・ぼんち、母心、ヘンダーソン、リニアの五組。敗退組の顔ぶれを思うと、ザ・ぼんちのヤバさが浮き彫りになりますね。唯一のノックアウトステージ返り咲きはツーナッカン。第一回大会以来の進出となりました。
残りの十五組はすべて初進出組となります。
大会そのものに初参戦だったのは、エル・カブキ、チャーミング、トット、ドドん、見取り図、モグライダーの六組。M-1ファイナリストに選ばれた経験を持つ見取り図・モグライダーの活躍に注目が集まりそうですが、マシンガンズが評価される大会であることを思うと、時事芸能ネタを得意とするエル・カブキの爆発にも期待が寄せられます(選考会でとてつもない爆笑を巻き起こしたと聞いております)。
対して、過去大会の選考会で涙を吞んだ経験を乗り越え、ようやく勝ち上がってきたのは、アモーン、三拍子、タナからイケダ、ツートライブ、天津、はりけ~んず、本田兄妹、吉田たち、レイザーラモンの九組。いいですね。渋いですね。失礼ながら、こういう大規模な賞レースで、タナからイケダや本田兄妹の名前を見ることになるなんて思ってませんでしたよ。そこに天津やレイザーラモンもいるというのが、またたまりませんね。本来ならば、オンバトリアルタイム世代として思い入れの強い三拍子の名前にテンションを上げるべきなのでしょうけれど、完全に意識を持ってかれてしまいました。いやー……決勝進出してほしいなあ。
ノックアウトステージは3月22日・23日から開催予定。ギャロップ、ガクテンソクに続くのは、誰なのか。