白昼夢の視聴覚室

この世は仮の宿

絶不調。

やる気が出ない。気温変化によるものなのか、気圧配置によるものなのか、昨年と同様の盛り上がりを見せていた『THE SECOND~漫才トーナメント~』を心から楽しんだ後に訪れた燃え尽き症候群によるものなのか、明日の朝が来ることを恐れて無意識に夜更かしする日々を続けてしまい体調が優れないためなのか、つい先日に公開した長めの文章を書き切ったことで執筆欲が満たされてしまったのか、とにかくブログを更新する気力が出てこない。もっとも、どうしても更新せねばならないものでもないので、このまま放置してしまっても良いのだが、今春から「なるべくブログを更新していこう!」という衝動に駆られ、無理をしない程度に一日一回更新を努めていたため、ここで止まりたくないという気持ちもある。……というわけで、特に明確なテーマもゴール地点を設定することなく、このような文章を書き始めている次第である。中身のない文章を読まされる読者の気持ちにもなってもらいたい、と思われる方もいることだろう。気持ちは分かる。ただ、自分が大学生だった二十年前を思い返してみると、ブログなんて各々が書きたいことを書くための超私的な空間だった筈だ。生活に役立つ知恵だとか、人生の教訓だとか、専門的な知識だとか、そんな情報を得るための学びの場などではなかった筈だ。むしろ、情報提供によってアクセス数を稼ぎ、それら広告料へと転換させるような考えが蔓延してしまった結果が、昨今の滝沢ナンチャラだのインプレナンチャラだなんだという現状を生み出してしまったともいえるではないか。だから、これはこれで、別に良いのである。こういう文章が存在し、インターネットの片隅で公開され、過去ログとなっていっても良いのである。……と、そこそこ短いながらもまとまった文章が書けたところで、今日の更新分は完成したということにする。次回はもうちょっと頑張ろう。ほいほいほほいほい。