久しぶりに作ってみました。ヒマつぶしにでも使ってください。
【結成年】
07年:や団
08年:ジグザグジギー
09年:カゲヤマ、ラブレターズ
11年:蛙亭
13年:ニッポンの社長、隣人
14年:ファイヤーサンダー
16年:サルゴリラ
20年:ゼンモンキー
今大会のファイナリストで一番のベテランは「や団」。ただ、ユニットとしての実績だけでいえば、2006年にトリオ・ジューシーズとして結成された「サルゴリラ」の方が長いです。ちなみに、トリオとして一定の評価を得ながらもメンバーが脱退、コンビになってから決勝進出を果たした例は、過去に「モンスターエンジン(元にのうらご)」「アキナ(元ソーセージ)」などがあります。
【所属事務所】
吉本興業:蛙亭、カゲヤマ、サルゴリラ、ニッポンの社長、隣人
ワタナベエンターテインメント:ゼンモンキー、ファイヤーサンダー
ASH&Dコーポレーション:ラブレターズ
マセキ芸能社:ジグザグジギー
SMA NEET Project:や団
10組中5組が吉本興業所属。多いように見えるかもしれませんが、会社としての規模を考慮すると、むしろ少ないといえます。例えば、2020年・2021年の決勝戦は、10組中9組が吉本所属のユニットでした。ちなみに、ワタナベエンターテインメント所属の芸人が決勝進出を果たすのは、2018年大会のハナコ以来五年ぶりのこととなります。めでたいね。
【生まれ年】
79年:赤羽健壱(サルゴリラ)
児玉智洋(サルゴリラ)82年:本間キッド(や団)
中嶋亨(や団)85年:溜口佑太朗(ラブレターズ)
タバやん。(カゲヤマ)
益田康平(カゲヤマ)86年:辻(ニッポンの社長)
87年:こてつ(ファイヤーサンダー)
88年:中村遊直(隣人)
90年:イワクラ(蛙亭)
中野周平(蛙亭)
ケツ(ニッポンの社長)91年:﨑山祐(ファイヤーサンダー)
92年:橋本市民球場(隣人)
96年:荻野将太朗(ゼンモンキー)
ヤザキ(ゼンモンキー)97年:むらまつ(ゼンモンキー)
年長者はサルゴリラの赤羽健壱で79年4月生まれ。そのおよそ半年後の79年11月に同じくサルゴリラの児玉智洋が生まれています。二人は幼稚園時代からの友人関係なのだそう。年少者はゼンモンキーのむらまつで97年2月生まれ。荻野・ヤザキと生まれ年は異なりますが、同じ年度に生まれている同級生となります。……こうして見ると、けっこう年の差コンビが多いですね。
【出身地】
埼玉:溜口佑太朗(ラブレターズ)
中嶋亨(や団)
本間キッド(や団)
荻野将太朗(ゼンモンキー)
むらまつ(ゼンモンキー)東京:赤羽健壱(サルゴリラ)
児玉智洋(サルゴリラ)
タバやん。(カゲヤマ)
益田康平(カゲヤマ)
宮澤聡(ジグザグジギー)
ヤザキ(ゼンモンキー)京都:辻(ニッポンの社長)
兵庫:中村遊直(隣人)
奈良:ケツ(ニッポンの社長)
岡山:中野周平(蛙亭)
「関西は漫才、関東はコント」というイメージが強いですが、その傾向が露骨に表れているように思います。東京・埼玉の出身者が全体の半分を占めています。強いな。あと、ワタナベエンターテインメント所属のファイヤーサンダーが、どちらも関西圏の出身だということは知りませんでした。そもそも二人は大阪NSC出身で、かつては吉本興業に所属していたのですが、コントをやりたいという思いからフリーとなって上京、現在の事務所に移籍したのだそう。この系統の話、最近は松竹芸能絡みで聞くことが多いように思いますが、吉本でも起こっているんですねえ。
以下はおまけ。
【昨年大会の審査員データ】
【山内健司】
トップバッター:90点
最高点:96点(コットン、ネルソンズ)
三位(ボーダー):95点(ビスケットブラザーズ)
最低点:89点(ニッポンの社長)
審査傾向:審査員で唯一、ビスブラが最高点ではない
【秋山竜次】
トップバッター:93点
最高点:96点(ビスケットブラザーズ、コットン)
三位(ボーダーライン):95点(や団、ロングコートダディ)
最低点:92点(ネルソンズ、最高の人間)
傾向:総合4位のネルソンズに対する評価が92点(9位タイ)と低め
【小峠英二】
トップバッター:94点
最高点:97点(ビスケットブラザーズ)
三位(ボーダーライン):93点(や団、かが屋、最高の人間)
最低点:90点(いぬ)
傾向:総合2位のコットンに対する評価が91点(9位)と低め
【飯塚悟志】
トップバッター:90点
最高点:95点(ビスケットブラザーズ、や団)
三位(ボーダーライン):94点(ネルソンズ)
最低点:89点(いぬ)
傾向:総合2位のコットンに対する評価が91点(8位)と低め
【松本人志】
トップバッター:93点
最高点:98点(ビスケットブラザーズ)
三位(ボーダーライン):95点(いぬ)
最低点:90点(ニッポンの社長、ロングコートダディ)
傾向:総合9位のいぬに対する評価が95点(3位)と高め
昨年の審査を改めて振り返ってみると、「いぬ」と「コットン」に対する評価が二分している点が非常に興味深かったです。それぞれのコントに対する目線の違いが垣間見えますね。それぞれの審査員のトップ3を見るだけでも、ごはんが進みます。嘘ですけど。
こちらからは以上です。