白昼夢の視聴覚室

この世は仮の宿

日記(20211122~1128)

・11月22日(月)

通勤中、途中まで聴いて、止めていた『三四郎オールナイトニッポン0(ZERO)』を聴く。小宮と開発くんと生バンド演奏、相田とナチュラルローソンとタクシーの酔っ払い。途中、モグライダーともしげに繋いだ電話でのやり取りがバカバカしくて、笑いが止まらなかった。深夜の生放送ならではのグルーヴ。

続けざまに『ビートルズ10』を聴くと、地方局では前番組にあたる『空気階段の踊り場』からの無茶ブリを受けて、一曲目で『Ob-La-Di, Ob-La-Da』が流れる。『踊り場』リスナーではないために意図が分からず、先週の『踊り場』を聴くことが決定されてしまう。うむう。

会社のパソコンでこっそりブログの日記を更新。

こうして振り返ってみると、漫画ばっかり読んでいるな。

M-1グランプリ2021』準々決勝敗退組の動画配信が開始される。毎年恒例となっている「面白そうなネタをやっている五組をチョイスする」作業をやろうと思うも、面倒臭さが勝ってしまって、話題になっていたラパルフェの漫才だけをチェックする。

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事前に「反則技」と聞いてはいたのだが、こちらが想像していた以上に反則技な内容で、うっかり笑わせられてしまった。自分たちの芸風の見られ方を分かっているからこそ打って出られる遣り口。ただ、コンビ結成三年目の段階で、こんな捨て身技をやることはないんじゃないか?という心配も。ここから大きくまくる展開もあるのだろうか。

夕飯を食べながら晩酌。なんとなくTVerで『有吉クイズ』を観始めると、あまりにも面白かったので、最新回を含めた全三回を一気に観てしまった(蛭子回、二時間SP回、さらば森田回)。頂点まで上り詰めてしまった有吉弘行という男の芸人としての野性を取り戻す番組。レギュラー化してからはなんとなく距離を置いていたのだが、これからはマメにチェックしよう。

寝る前に先週の『空気階段の踊り場』と『伊集院光 深夜の馬鹿力』をチェック。鈴木もぐらが次番組の伊集院光に「最高のウンコってどんなのですか?」と質問して、その流れから伊集院が「他の放送局だと次番組が違う番組なんだぞ」と冒頭で切り返し、更に「青森放送では『ビートルズ トップ10』って番組をやってるんだぞ」と触れた結果、その番組のパーソナリティであるカンケ氏が「ジョンが酷評(クソ曲扱い)したポールの曲」として『Ob-La-Di, Ob-La-Da』を流したらしい。粋なんだかなんなんだか。

久石譲『The Wind of Life』を聴きながら就寝。

 

・11月23日(火)

勤労感謝の日。しかし妻が仕事なので早く起こされる。

正午まで、M-1の動画を見たり、ブログ用の新しい記事の原稿を書いたりしながら、時間を過ごす。例年は実際の予選の順番にネタを観ていくのだけれど、今年はちょっと気になっていたユニットを優先してチェック。この時は、阿佐ヶ谷姉妹かもめんたるすゑひろがりず、人人、トム・ブラウン、トンツカタンのネタを観た。すゑひろがりずはちょっと私の求めている方向性とは違った展開を見せていて、それで大丈夫なのかと少し心配に。果たして、この変化は吉と出るか凶と出るか。

正午、外出。宇多津市で昼食に寿司を食べる。そこそこ値段の張る店なので、ネタもシャリも非常に美味い。食後、スーパーマーケットに立ち寄り、鍋の材料を買い込む。呼吸するように鍋の準備をすることが最近の日課になってしまっている。冬をしみじみと感じずにいられない。

移動中、『爆笑問題カーボーイ』と『ファーストサマーウイカオールナイトニッポン0(ZERO)』を聴く。『カーボーイ』は太田が憧れているコメディアンについてのトークが主。相変わらず芸能愛が強い。『ファーストサマーウイカANN0』は共感覚の話題。スピリチュアルなのかそうでもないのかよく分からない話が、ちょっと共感し辛い。難しい。

午後三時、帰宅して『東京ポッド許可局』を聴きながら昼寝。「引き継ぎ論」。引き継がなければならないこと、伝えていかなくてはならないことが、きちんと引き継がれない、伝わらないことへの疑問とか不安とか。いつになくマジメなテーマで話が展開する中で、PKことプチ鹿島局員が「今年の日本シリーズはヤクルトvs阪急」と口を滑らせて、瞬間的にほのぼのと。おじさん要素に助けられることになろうとは。

午後四時、夕飯作り。鍋を仕込みながら『ぺこぱのオールナイトニッポンX』を聴く。否定しないツッコミで知られる、松陰寺こと松井の闇の部分「裏松井」を引き出す一時間。引き出される裏松井がシンプルに面倒臭いおじさんのそれで、こういう部分が世間にバレてしまったら、どうなってしまうんだろうかと妙に心配になってしまった。トークは、VRを導入した松井、バイク免許を取ろうと思っている成田。

夕飯後、運動しながらM-1の動画をチェック。にぼしいわし、ゼスト、令和喜多みな実、ママタルト、アントワネット、ドンデコルテ、ケビンス、ブラゴーリ、侍スライス、ZUMAの動画を観る。三年前ぐらいから応援し続けているドンデコルテが少しずつ完全体に近付いている。来年、再来年あたりで、ガッと駆け上がってきてくれるだろうか。その他、ママタルトとケビンスが面白かった。

風呂を出ると『おげんさんといっしょ』第五弾。『ハッチポッチステーション』『クインテット』のキャラクターたちが登場するコーナー「パペトーーク」で、グッチ裕三扮する「グッチさん」が登場し、うっかり感動してしまう。当時とまったく変わらない。番組内で放送されたパロディ映像も流れて、とても楽しかった。ああいう誰でも楽しめるような番組は、今も続けられているのだろうか。

寝る前に、うっかり先週の『アルコ&ピース D.C.GARAGE』を聴いていなかったことに気付き、タイムフリー期間ギリギリで追いかける。しかし、完全に寝床で聴いていたため、内容の大半は覚えておらず。学園祭でスベッた話をしていたような。

井上陽水『Blue Selection』を聴きながら就寝。

 

・11月24日(水)

寒くて眠い。

出勤中に『Creepy Nutsオールナイトニッポン0(ZERO)』を聴く。DJ松永が体調不良で急遽出演不能となってしまったため、R指定が一人でパーソナリティを務めることに。なんとかかんとか頑張っていたけれど、気付けばリスナーに「○○のコーナーをやった方がいい?」と意見を募ったり、謎の口笛選手権が開催されたり、通常回とはまったく違ったタイプの珍奇な番組に。「ラジオではやっぱり松永が大黒柱なんだな」と気付かされる回だった。

途中、用事があって会社の外に車で出ることになったので、その移動中に『爆笑問題カーボーイ』を聴く。お馴染みの漫才のネタ作りで発生した事案をきっかけに、田中が言い放った言葉にショックを受ける太田。揉めることもイチャイチャすることも多い爆笑問題の独特な関係性を改めて堪能。一方で、リスナーからのメールを受けて、田中が家庭についてけっこうなことを吐露していたのがちょっと衝撃的だった。家庭を築くのは大変だ。「田中はアニメを知らない」コーナー、次回は『ギャルと恐竜』。このコーナーで好きな作品が取り上げられると、ちょっと嬉しい気持ちになるのは何故だろう。

仕事帰りに『アルコ&ピース D.C.GARAGE』を聴く。M-1準々決勝で起こってしまった、平子激噛み+タイムオーバー事件の真相について。結果的に準決勝進出できたとはいえ、結果が発表されるまではかなり落ち込んでいたらしい。そりゃそうだ。でも、そんな状態でも合格したということは……という期待を持たずにはいられない。準決勝も頑張ってほしいな。

帰宅して夕飯を食べながら『有吉の壁』は「きつねの壁を越えろ!音ネタ選手権」。使い慣れないサンプラーに四苦八苦する芸人たちに苦笑い。トム・ブラウンと錦鯉ととにかく明るい安村による北海道贔屓のイントロクイズ、ジャングルポケットのコントに音を当てるランジャタイが印象的。ランジャタイのあのクドさが遂にゴールデンタイムでお目見え。次回は三時間スペシャル。シソンヌ持ち込み企画があるらしいので楽しみ。

運動しながらM-1準々決勝の動画をチェック。赤もみじ、アキナ、アン縫い、EXIT、イチオク、イノシカチョウ、ウエストランド。同じシチュエーションが延々と繰り返されるイチオク、センターの高田のキャラクターを軸にトリオならではのコントが繰り広げられるイノシカチョウが群を抜いて面白かった。今年は面白いコンビが多くて大変。そんな中、ウエストランドがいつもの卑屈漫才の見せ方を変えただけで、むしろネタとしては薄味になってしまっている漫才をやっていて、思わず項垂れる。昨年、決勝でストレートなネタが評価されたのに、なんで今になってそんな変化球を投げてきたのか。そういうことじゃないだろう。

風呂に入って『水曜日のダウンタウン』。「落とし穴に落ちたのに一向にネタばらしが来ないまま日が暮れたら正気じゃいられない説」で一時間。落とし穴に落とされて六時間放置された状況下で、必死になって脱出を試みるパンサー尾形を称賛する声が多いけれど、個人的には、ありとあらゆる手段を用いてドッキリに説得力を持たせていたにも関わらず、終始一貫してドッキリであることを信じ続けていたナダルに凄味を感じてしまった。ドキュメンタリーにはドキュメンタリーの、芸人には芸人の魅せ方がある。

そのまま『あちこちオードリー』。ゲストに小堺一幾と関根勤。『ごきげんよう』と『いいとも』での奮闘に始まり、自身の出自、萩本欽一からの指導など、とにかく濃密で聴きごたえのある一時間だった。おそらくそれは過去のものではなく、今もなお脈々と連なる芸能において重要な要素なのではないかと。次回はビビる大木とAマッソ。

寝る前にちょっとだけ『フワちゃんのオールナイトニッポンX』を聴く。内容はやはりあんまり覚えていない。寝る前にラジオを聴く行為との相性があまり良くないのかもしれない。母親にブチ切れていた話をしていた気がする。フワちゃんと母親といえば、Aマッソ加納がフワちゃんとの「友達契約」を更新するため、フワちゃんにまつわるクイズを出題する動画で取り上げられていた発言を思い出す。衝撃だった。

思えば、この発言をきっかけに、フワちゃんのことを信用するようになった気がする。常識なんか吹っ飛ばせ。

海援隊『光陰矢のごとし -3年B組金八先生主題歌集-』を聴きながら就寝。

 

・11月25日(木)

やはり寒くて眠い。暖房のスイッチを入れる。

出勤中に『佐久間宣行のオールナイトニッポン0(ZERO)』を聴く。オープニングトークで、松永が体調不良で休んだ『CreepyNutsのオールナイトニッポン0(ZERO)』に呼ばれたら出演できるように待機していた話。義理堅い。先日の放送日に遅刻しかけた佐久間が、到着して開口一番「いや、違うんだよ」と発言した件を受けて、「いや、違うんだよ」から始まるネタメールを募集したところ、面白いメールが殺到。レギュラーコーナー化の匂いがする。

会社の昼休みに観た『カムカムエヴリバディ』がとんでもない回で泣きそうに。ストーリー展開が非常に早く、下手に重苦しいシーンが長続きしない作品だったので、比較的軽い気持ちで視聴していたのだが、完全に不意を突かれてしまった。

仕事帰りに『フワちゃんのオールナイトニッポンX』を聴き直し。セーターとニットの違いとは。続けざまに先週の『週刊!しゃべレーザー』。M-1準決勝進出者発表前の収録なので、レギュラーの薄幸のコンビ・納言が準々決勝でウケたパターン・まあまあだったパターン・スベッたパターンを想定し、それぞれリアクションを収録。「ウケすぎて次の出番だったコマンダンテが二分ほど出るのを拒んだ」「死のブロックと化していて、続くオズワルドもキュウもスベっていた中で、わらふぢなるおが一番ウケていた」のように、嘘のエピソードの中で出てくるコンビがいちいち絶妙で可笑しかった。

運動しながらM-1の予選動画をチェック。デルマパンゲ、怪奇!YesどんぐりRPG、ハイツ友の会、ヒコロヒーとみなみかわ、ラランド、ミキ、キャタピラーズ、ダウ90000。もう別に売れたくないというような素振りを見せながら、いざネタを始めるとバチバチにウケようとする漫才を演じ始める……というメタ構造のヒコロヒーとみなみかわがなかなかに鮮烈。ピーマンズスタンダードの頃にやっていた『タトゥー』を思い出した。売れない芸人の卑屈を演じさせるとみなみかわは面白い。そんなウケる漫才にどんどん近づいているキャタピラーズは、来年再来年には準決勝に行っていてもおかしくない雰囲気に。一昨年のイチオシコンビ、このまま頑張ってもらいたい。対してラランドは年を重ねるごとに迷走している感。ネタもそうだが衣装もそれでいいのか。

風呂を出て、YouTubeをチェック。『佐久間宣行のNOBROCK TV』で公開された金田の動画を見ながらニヤニヤする。あの頃と変わらない動きのキレ味。


 

チック・コリア『Return To Forever』を聴きながら就寝。

 

・11月26日(金)

暖房をつけたまま寝ていたら、起きるのが面倒になる。危ない。

出勤中に先週の『シソンヌの“ばばあの罠”』を聴く。じろうの〇ンコ漏らし癖に対して医療従事者からのリアクションが。やはり一度、診察してもらった方が良いらしい。「学校の罠」では各学校でのオリジナル体操の話題に。M-1の動画でハイツ友の会の漫才を観た後なので、教師という存在について、なにやら色々と考えてしまう。音楽のコーナーで「ミスターチルドレン」じゃなくて「ミスター釣りドレン」として吉本釣り部の面々を呼んでしまった……という流れから、ナダルの話題。最初は嫌われることを躊躇していたナダルだが、最近になってようやく吹っ切れたという話に、先日の『水ダウ』での悪童ぶりを思い出さずにいられない。やっぱりナダルはちょっと芸人として格好良い。

仕事でちょっとしたことをやらかして落ち込む。

仕事帰りに先週の『きつねのこんこんらじお』。茂木健一郎が言いそうなことを募集する「脳科学」のコーナーが混沌としていて、ずっとムチャクチャに面白かった。そんな中、引きこもりの人から送られてきたメールがちょっと壮絶だったため、思わずきつねも「この人は自分のことを知ってもらいたくて、ネタメールの形式で送ってきたに違いない。だから今後はネタの形式を取らずに、普通にメール送ってきてもらっていいです」と何かのギブアップ宣言。今後の展開が気になる。

食後、運動しながらM-1の動画をチェック。GAG滝音モンスターエンジン、TCクラクション、黒帯、フースーヤ、ストレッチーズ、ダイヤモンド、シシガシラ、納言。噂に聞いていた滝音は思っていたほどではなく、ちょっと肩透かし。さすけのツッコミワードは確かに炸裂しているのだけれど、秋定のボケがさすけのワードを引き出すためのきっかけとしてしか作用しておらず、なんだかバッティングセンターみたいな漫才でスウィングしていない。ちょっと往年の学天即を想い出してしまった。対するフースーヤは熟練の空気。笑いの起こらない中で繰り広げるギャグが、爆笑への前フリとして機能しているとはいえ、あの空気でギャグをやり切れる勇気に感動。シシガシラは大人向けのコメディを観ているみたいで、とても優雅だった。ああいう笑いがフックアップされないといけない。

風呂に入りながら『問わず語りの神田伯山』。初恋の人と対面して、かつて番組で話していたことが真実かどうかを確認した話。甘酸っぱい青春の記憶と真っ向から向き合えずに、いちいち笑いへと昇華する伯山先生に対する親近感が止まらない。風呂を出てから『踏み台TV』。“シルバーのぶお”こと西口のぶおが二度目の登場。朝ドラ撮影現場での話、松竹のマネージャーの話、バイト先の駐輪場の話と、話題が尽きない。本当にいつか『人志松本のすべらない話』に呼ばれないだろうか。

ビル・エヴァンス「Waltz for Debby」聴きながら就寝。

 

・11月27日(土)

午前九時起床。

昼前に病院。このところ血圧が高くなっていて、ちょっと不穏。帰りにスーパーへ立ち寄り、夕飯の材料を買い出し。流れで酒のつまみや割るためのジュースを買い込む。移動中に先週の『東京ポッド許可局』と『ねむチキ』を聴く。ナダルの娘が受験に合格し、M-1三回戦で落選した話。ゲストのセクシー女優にまたも粗末な扱いを受ける西野のことを反射的にフォローするナダルに、改めて頭の回転の早さを感じる。こういう一面がバレたら、また更に売れるんだろうなあ。

帰宅して『まんじゅう大帝国のオールナイトニッポン0(ZERO)』を聴きながら運動。二人ともしゃべりが達者なのに、記憶に残らない不思議なトークポッドキャストも始めるみたいなので、楽しみにしておこう。その流れで夕飯作り。味噌キムチ鍋。妻と飲み食いする。……多分、高血圧の原因は酒だな。

食後、追加で運動しながらM-1の動画をチェック。わらふぢなるお、三日月ヶ浜、エンペラー、鬼越トマホーク、ニッポンの社長、軍艦、隣人、蛙亭、ナミダバシ。つまらないわけではないのだが、ドハマりすることもない、なんとも絶妙なラインが続く。印象に残っているのは、延々と繰り返される勘違いのループが妙な魅力を放っていた三日月ヶ浜、熱量の高い演技で引き込まれた隣人、ただただハッピーな状況が演じられているだけなのに何故か笑える蛙亭、構成がめちゃめちゃ練り上げられていたナミダバシ。

風呂を出て、一回『すゑひろがりず局番』でのゲーム実況動画を挟んでから、『向上委員会』。かたまりのハゲ疑惑が糾弾されていた。正直、イジるほどでもないハゲをイジることで生じる笑いなんて、本当に微々たるものなので放っておいてあげてほしいのだが(フット岩尾や我が家・坪倉のハゲイジりで爆笑した記憶がない)、番組内では意外と盛り上がっていたのでアリっちゃアリなのかもしれない。それ以上に、蛙亭・中野のかたまりに対するクレームがイチャモン過ぎて、笑ってしまった。何が何だか分からない。

『アンダーテール サウンドトラック』聴きながら就寝。

 

・11月28日(日)

午前八時半起床。

朝食を食べながら、『佐久間宣行のNOBROCK TV』を観る。森三中・黒沢かずこと妄想でラジオテーブルを考える企画。茨城出身の割には関西方面のラジオが多く取り上げられていて、殆どそっち方面のラジオを聴いていない身としては、そこの鉱脈にうっすらと魅力を感じてしまった。でも、流石に今以上、聴く番組を増やすのは厳しいな。

 

結果、関西方面を黒沢が、関東方面を佐久間が、それぞれ引っ張ってくる形式になっていたのはバランスが良かったのかもしれない。もとい、いっそそれぞれでラジオ局を勝手に作って、自分たちのテーブルをこしらえていくドラフト形式にした方が盛り上がるのではないだろうか。

午前十時半ごろ、妻が愛する「カマタマーレ讃岐」の試合がホーム最終戦ということだったので、Pikaraスタジアムへ観戦に出掛ける。周辺に出ている屋台で昼食。焼きそば、唐揚げ、豚串などを食べて回る。こういう場所で食べる料理は、実際の味に雰囲気も加味されるから、余計に美味そうに感じられてしまう。試合の結果は、ガイナーレ鳥取を相手に3-1の完敗。試合終了後には、引退する竹内彬選手と高木和正選手のセレモニーが。まったく知らない二人だけれど、これまでの試合での活躍を振り返るVTRや仲の良い人たちからのコメントを聞くと、それだけでグッときてしまう。

終了後、ゆめタウンでプリンを買い(妻のリクエスト)、ドラッグストアで買い物を済ませ、マクドナルドのドライブスルーで夕飯を買い込み、帰宅。食後、運動をしながら、M-1動画をチェック。カミナリ、ガーベラガーデン、コマンダンテ祇園、素敵じゃないか、デニス、吉田たちダンビラムーチョ、チェリー大作戦。ダントツで好きだったのはチェリー大作戦。宗安とともに焼き鳥屋を訪れる女性を演じる鎌田が、そこから焼き鳥屋の従業員(ホール)、焼き鳥屋の従業員(キッチン)、従業員の恋人……と、どんどんシチュエーションからかけ離れた人間を演じ始め、それを宗安がなんとか焼き鳥屋へと引き戻そうと画策する展開がたまらなく面白かった。

風呂を出て『くりぃむナンタラ』。お馴染みのミニスカ陸上。ミニスカを履いた男たちが、パンツが見えないように画策しながら陸上競技をこなしていく。毎度、やっていることは変わらないのに、どうしてこんなに面白いのか。続く『テレビ千鳥』はカレー粉企画。最終的にカレー粉を掛けられるとは知らずに、真面目に料理を作る芸能人として、吉村崇、野田クリスタルとともに、研ナオコが登場。どんな企画でも決して崩れぬ顔面とリアクションの底力。その実力を存分に見せつけられた。続けて『関ジャム』は野田洋次郎特集。ながら見。

ハナレグミ『音タイム』聴きながら就寝。