白昼夢の視聴覚室

この世は仮の宿

すが家しのぶ収集物目録(2002年)

2/21 「BANANAMAN LIVE 激ミルク」
2/21 「BANANAMAN LIVE monkey time」
6/19 「You Are The Top ~今宵の君」
6/21 ハリガネロックチュートリアルランディーズ in ZAIMAN
6/26 品川庄司「MANZAIドライブ」
8/21 ラーメンズ「Rahmens 0001 select」
9/19 ラーメンズ DVD-BOX
10/23 笑ビ! 「アンジャッシュ~クラダシ~」
11/21 メッセンジャーシャンプーハットブラックマヨネーズビッキーズ・ロザン in ZAIMAN
11/22 笑ビ! 「ドランクドラゴン~カンフー~」
12/18 アメリカザリガニDVD「泥沼劇場 西日」
12/22 笑ビ! 「エレキコミック ~ノーセンス~」

どうも、すが家しのぶです。

テレビ番組系のリリースが多かった2001年に比べて、2002年はちょっと若手芸人の単独作品が増えてきましたね。注目どころは、やはりバナナマンラーメンズでしょうか。

バナナマンの『激ミルク』と『monkey time』は、ともに2001年の単独ライブの模様を収録した作品。これ以降、現在に至るまで、バナナマンの単独ライブはすべてソフト化されています。なかなかにとんでもないですね。ちなみに、バナナマンが初めてリリースしたDVD作品は、2001年の『サルマンとバカジュリエット』という過去の単独ライブ映像やコントのプロモーションビデオなどをまとめたベスト盤なのですが、そちらは購入していないため、目録に含まれていません(2006年にVHSでのみ販売されていた『処女』と『サルマン~』を一枚にまとめたスペシャル版がリリースされていて、そちらは購入)。当時は、よもや『赤えんぴつ』のシリーズが、十数年も続くとは思ってもみなかっただろうな。

ラーメンズの『Rahmens 0001 select』は、過去の単独公演で披露されたコントの中からファン投票によって選ばれたネタを収録したベスト盤です。これをリリースした一ヶ月後に、単独公演四公演(『椿』『鯨』『零の箱式』『雀』)をまとめた四枚組DVD-BOXをリリースしているところに、彼らの戦略性を感じずにはいられませんね。完全に先行シングルのやりくち。ちなみに、私が初めて購入したDVDが、このベスト盤になります。懐かしいな。大学入学を控えた2003年の春、広島県広島市にあるフタバ図書の一階にあるCDショップを散策していたら、ミュージックビデオのコーナーに本作が陳列されていたんですよ。あれはまさしく運命の出会いでありました。

あと、忘れてはならないのが、TDKコアからリリースされていた“笑ビ!”シリーズ。若手芸人のネタと映像をおよそ一時間にまとめて収録したもので、短いながらも高い完成度が魅力的なシリーズでした。またラインナップが素晴らしいですね。『爆笑オンエアバトル』では常連となっていたアンジャッシュ、『はねるのトびら』レギュラーのコント職人・ドランクドラゴン、2000年に『NHK新人演芸大賞』を受賞したエレキコミック。いずれも実力派のコント芸人たちばかりで、彼らの初期のネタがこうしてソフト化されるのは有り難いかぎりであります。……もっとも、後に全組『爆笑オンエアバトル』公式ビデオを出すことになるのですが(アンジャッシュに関してはもう出している)。

その他、注目するところといえば、品川庄司の初のネタDVD『MANZAIドライブ』、アメリカザリガニの映像コント作品『泥沼劇場』あたりでしょうか。『MANZAIドライブ』は同年4月に行われたシークレットライブの模様を収録。まだ吉本興業が“YOSHIMOTO WORKS”を立ち上げるよりも前の作品となります。『泥沼劇場 西日』はアメリカザリガニインターネットラジオキャラアニラジオステーション」で放送していた音声コントシリーズの流れを汲んだもの……らしいのですが、詳細はよく分かってません。そういえば、中古で買ったのに、まだ一度も観ていなかったような気がします。アメザリの漫才は好きなんですけど、コントにそこまで惹かれていないんですよねえ……どうなんだろうな。

2003年に続きます。