オープニング
流れ星「漫才:幼馴染み」
ナイツ「漫才:俺じゃなかったっけ?」
MCコーナー(浅草の師匠ニュース・単独ツアーの真っ最中)
ドラマコント「謎の女」
阿佐ヶ谷姉妹「漫才:フィットネスクラブ」
次長課長「コント:弟子入り志願」
MCコーナー(オンバトに出ていた頃・恋の方がご無沙汰)
ニッチェ「コント:身分を隠して現場に潜入する女社長」
中川家「漫才:結婚式」
大部屋中継(ロッチ、タイムマシーン3号、河本・ちゅうえい・塙)
【柴っちょの若手もみてくれ! 夜通しネタバトル】Aブロック
・卯月「コント:殴られ屋」(38)
・キンボシ「漫才:ボウリングの訓練」(70)→決勝進出
・世間知らズ「漫才:登山デート」(29)
・カナメストーン「漫才:相方とケンカ」(9)
タイムマシーン3号「漫才:太い陸上・デブニーランド」
ロッチ「コント:催眠術特番の打ち合わせ」
MCコーナー(客のノリがいい)
大部屋中継(銀シャリ、ハマカーン、ニッチェ、ニューヨーク、若手ネタバトルで敗退した三組)
ドラマコント「武・勇・伝」
ニューヨーク「漫才:図書館で運命の出会い」
銀シャリ「漫才:橋本に紹介したい女性」
ルシファー吉岡「コント:セクハラ疑惑」
ハマカーン「漫才:コンビで意見を合わせる」
MCコーナー(NHKであのネタをやる気分)
大部屋中継(東京03、アメリカザリガニ、ペンギンズ、カミナリ、フォーリンラブ)
【柴っちょの若手もみてくれ! 夜通しネタバトル】Bブロック
・クーターシンカ「漫才:しりとり」(28)
・真空ジェシカ「漫才:論理クイズ」(5)
・ハッピー遠藤「ハッピーショートコント」(64)
・TEAM BANANA「漫才:痩せたい理由」(70)→決勝進出
【柴っちょの若手もみてくれ! 夜通しネタバトル】決勝
・キンボシ「漫才:足が速くなる方法」(60)
・TEAM BANANA「漫才:悪口」(97)→優勝
カミナリ「漫才:記憶力」
東京03「コント:蓄積」
MCコーナー(夜中にうるさいよ!)
ペンギンズ「アニキと漫才」
アメリカザリガニ「漫才:各都道府県を有名な歌で盛り上げたい」
MCコーナー(中の中)
大部屋中継(ネタグランプリの表彰式)
錦鯉「漫才:熱血教師になりたい」
かもめんたる「コント:ホームセンター」
MCコーナー(う大は関西出身じゃない・錦鯉はおぎやはぎと同い年)
大部屋中継(スピードワゴン、さらば青春の光、どぅっかん!円陣)
U字工事「漫才:栃木の東北FA宣言」
さらば青春の光「コント:金メダル」
スピードワゴン「漫才:四季折々の理想の恋愛」
エンディング
司会進行はおぎやはぎと千葉美乃梨アナウンサー。若手芸人のコーナー進行役に柴田英嗣(アンタッチャブル)。楽屋中継リポーターに尾形貴弘(パンサー)。客席の盛り上げ隊にフォーリンラブ。芸人の呼び出しナレーターに早見沙織。
およそ四時間近くにおよぶ長時間の生放送番組にも関わらず、まったく緊張が感じられず、全体的にユルくて和やかな番組になっていた。思うに、あらゆる状況に対処することが出来そうな、おぎやはぎを総合司会に起用したためだろう。演者とのトークも楽しかった。とりわけ中川家とのトークで「M-1ファイナリスト同士」であることが触れられたときは、ちょっとだけコーフンした。
出演者の傾向は少しだけ「ENGEIグランドスラム」(フジテレビ)を彷彿と。だが、ルシファー吉岡・ペンギンズ・錦鯉などの注目株をストレートに出演させる、風通しの良さが嬉しい。また、アメリカザリガニの出演が、実にNHK的で良かった。一番笑ったネタは、東京03の『蓄積』。贔屓目を抜きにして、最大風速を記録していたと思う。一方で、錦鯉の漫才が、昨年のM-1の敗者復活戦で観たときよりも良くなっていたように感じた。今年の年末はきっと期待できる。
唯一、よく分からなかったのが、おぎやはぎ出演のドラマコント。決して、つまらなかったわけではないのだが、一つのシチュエーションを複数の視点から切り取っておきながら、なんだか据わりの悪い終わり方をしていたのが引っ掛かった。ひょっとしたら、ボツになった映像があったのかもしれない。
とはいえ、全体的には面白い番組だったので、第二回の開催に期待したい。今回は録画での視聴になってしまったのだが、リアルタイムで見ていたら、きっとお笑い好き同士とSNSで盛り上がることが出来ただろう。次回はなんとかリアルタイムで見たい。