【スタジオ】
チョコレートプラネット「病院のキャッチ」
霜降り明星「こぶたたぬききつねねこ」
濱田祐太郎「漫談」
ウエストランド「メチャクチャ面白い人」
西川のりお・上方よしお「社会問題」
【なんばグランド花月】
アインシュタイン「サプライズでプロポーズ」
宮川大助・花子「夫婦漫才、イノシシ」
中田カウス・ボタン「年賀状」
【スタジオ】
ニッチェ「十億円の遺産相続」
サンドウィッチマン「犬の散歩」
桂文珍「新・世帯念仏」
翁家和助・翁家小花「太神楽」
【スタジオ】
Gパンパンダ「アイドルファン」(平成30年度NHK新人お笑い大賞)
ネルソンズ「告白の後で」(平成30年度NHK新人お笑い大賞・準優勝)
【ニュース】
【スタジオ】
アンガールズ「水族館」
ダイアン「カリスマ美容師」
【心斎橋角座】
チキチキジョニー「イノシシとハンター」
アメリカザリガニ「スケッチブック漫才」
三吾・美ユル「親子漫才」
笑福亭松喬「酒の粕」
【スタジオ】
中川家「結婚式」
爆笑問題「占い、貴乃花、なまはげ、タクシーの車載カメラ」
堺すすむ「なんでかフラメンコ」
大木こだまひびき「漫才」
総合司会は爆笑問題、中川家、雨宮萌果(NHKアナウンサー)。また、各地のリポーターとして、鈴本演芸場から古今亭文菊と柳亭こみち、新宿末広亭からナイツ、なんばグランド花月から和牛、大阪城からspan!ともりやすバンバンビガロ、心斎橋角座からチキチキジョニーらが出演。
R-1王者の濱田祐太郎、M-1王者の霜降り明星、新人お笑い大賞のGパンパンダといった実力者たちのネタは勿論のこと、既にバラエティで一定の地位を築き上げているアンガールズ、サンドウィッチマン、ニッチェ、のネタも流石の一言。特にニッチェは、正月番組で披露するに相応しいとは思えないダウナーな設定のコントを演じていて、その良い意味での空気の読めなさが素晴らしかった。これから売り出されようとしているウエストランド、ネルソンズも良かった。逆にダイアンは、びっくりするぐらいに場にハマッてなくて、それが却って面白かった。エンディングでスーを差し上げる場面が用意されていたのも、良かったなあ。
各劇場からの中継では、流石の安定感を見せつつもコンプライアンスに立ち向かう姿が妙に勇ましかった中田カウス・ボタン、正反対なキャラクター同士の衝突を滑稽に描いた柳家権太楼、何処までもフザケ倒したナイツ、源平と漫談を軽快に行き交いながら観客を揺さぶっていた桂文治、謎のスケッチブック芸で安定の笑いを提供していたアメリカザリガニが印象的。アメザリは普通に漫才やっているところが観たかった……というか、あの妙に派手な衣装はどういう戦略性を抱いたものなのだろうか。もう、割と落ち着いた芸に転じていい年齢だと思うのだが。
ラストはくじ引きで選ばれた観客による審査。三対零で東軍の勝利となった。西軍が勝てないのは、和牛に漫才をやらせなかったせいかもしれない!