令和時代のお笑い公論

心が腐る、その前に。

「タスイチ+1」(2018年12月30日)

◎チョコレートプラネット+濱津隆之「ゾンビ」
トレンディエンジェル+DJ KOO「ハゲラッチョ」
ゆりやんレトリィバァ+宮崎謙介「苦労えもん」
ハナコ丸山桂里奈「犬」
バイきんぐ西村+ナイツ「ヤホーで調べました+雑学クイズ」
バイきんぐ小峠+コウメ太夫「即席タスイチ」
さらば青春の光高田延彦「予備校」
和牛+佐戸井けん太「ドライブデート」

司会進行役に和牛と丸山桂里奈。ナレーションに村田秀亮とろサーモン)。

芸人側が「ネタに加入させればもっと面白くなるであろう助っ人」をリクエストして、実際にユニットネタを披露する企画バラエティ。無論、所詮は即席ユニットによるパフォーマンスなので、基本的に元ネタの方が面白かったわけだが、犬を増やすことでシチュエーションに広がりが見えたハナコ丸山桂里奈の『犬』、父親役を増やすことでボケの自由度が上がった和牛と佐戸井けん太の『ドライブデート』に関しては、元ネタに負けず劣らないクオリティを見せていた。思うに、助っ人をネタに上手く溶け込ませられるかどうかが重要なのだろう。その意味では、助っ人をネタそのものに加えるのではなく、漫才を観ているヤバい客としてネタに参加させていた、バイきんぐ西村とナイツの漫才は上手かった(西村のヤバさをもうちょっと引き出してほしかったが……)。

ちなみに、番組の最後に丸山桂里奈が独断と偏見で選んだという“NO.1タスイチ芸人”は、チョコレートプラネット。個人的な印象としては、観客ないし視聴者が『カメラを止めるな!』を観ていることを前提とした内容だったし、なにより濱津の存在意義があんまり感じられない構成だったので、さほど面白いとも思わなかったのだが……まあ、ねえ。