・【決勝進出経験者】
インディアンス
オズワルド
カベポスター（昨年6位）
シシガシラ（昨年9位・敗者復活）
真空ジェシカ（昨年5位）
男性ブランコ
ダンビラムーチョ（昨年8位）
トム・ブラウン
マユリカ（昨年4位）
ヤーレンズ（昨年2位）
令和ロマン（昨年優勝）
昨年3位のさや香は不参加。昨年7位で今年がラストイヤーだったモグライダーは三回戦敗退、昨年10位のくらげは準々決勝敗退。注目はモグライダーと同様、今年がラストイヤーとなるトム・ブラウン。昨年の敗者復活戦で披露したカオスな漫才は今でも語り草となっており、挑戦者として華々しい最後を飾ることに期待が寄せられている。個人的には2年ぶりの準決勝進出を果たした男性ブランコの動向が気になるところ。
・【準決勝進出経験者】
エバース
豪快キャプテン
スタミナパン
ダイタク
滝音
ナイチンゲールダンス
バッテリィズ
フースーヤ
ママタルト
決勝進出経験のない最多準決勝進出者であるダイタクは今年がラストイヤー。双子という最大の特性を活かした漫才を見せつけて、最初で最後の決勝進出を決めることが出来るのか。その他の注目株は、NHK新人お笑い大賞を受賞して勢いづいているエバース、止まらないギャグの応酬が漫才に昇華した独自のスタイルで人気のフースーヤ、昨年の敗者復活戦で披露したネタ『YouTuberになりたい』を実現化したスタミナパン、年を重ねるごとに「まーごめ」の認知度が高まっているママタルトなどなど。個人的には、明らかに漫才向けの芸風なのに、何故かKOCでしか決勝進出の経験がない滝音が気になるところ。
・【初の準決勝進出】
家族チャーハン
カラタチ
金魚番長
今夜も星が綺麗
十九人
ジョックロック
例えば炎
ドンデコルテ
ひつじねいり
豆鉄砲
マユリカやヤーレンズと同じ年にコンビを結成したカラタチが、満を持して初の準決勝進出。延々と繰り返されるアイドルオタクとエロゲオタクのみっともない言い争いが、遂にゴールデンタイムで炸裂するのか。その他、アヴァンギャルドな立ち回りが漫才の常識を破壊する十九人、最新鋭の正統派漫才コントがグルーヴする金魚番長、NHK新人お笑い大賞で2年連続の準優勝となったジョックロック、こってりねっとり関西弁キャラを開花させてから快進撃が止まらないひつじねいり、元ザンゼンジの三福エンターテインメントとピン芸人のヒロ・オクムラによって結成された今夜も星が綺麗などなど、注目どころが多め。個人的には、2019年から注目し続けていたドンデコルテが、とうとう準決勝戦まで上がってきたことがたまらなく嬉しい。独自の思想を持つ渡辺の主張が決勝の華やかな舞台でブチ上げられたら、泣いてしまうかもしれない。
以上の30組に投票で選ばれたワイルドカード1組を加えた計31組によって、12月5日に準決勝戦が行われるとのこと。今年の漫才チャンピオンの栄冠を手に入れるのは、果たして誰なのか。
