午前六時、起床。
午前七時、家を出る。朝食は前日に購入していたコンビニのおにぎりで済ませる。チキン南蛮、ベーコン鰹、鶏肉三昧の三種。朝から食べるには油っこいチョイスになってしまったことを少し後悔する。
午前八時、出発地である善通寺高速バスターミナルに到着。
午前八時半にバスがやってきたので、速やかに乗り込んで出発する。移動中はradikoで「古館伊知郎のオールナイトニッポンGOLD」を聴く。真面目な話も下品な話も自然に乗りこなすバランス感が心地良い。
正午、阪急三番街に到着。大阪駅から福島駅へ環状線で移動、お気に入りのつけ麺屋「みつ星製麺所」で昼食を取る。久しぶりに訪れたら食券制になっていて少し驚いた。
食べ終えたら午後一時。福島駅から環状線で西九条駅へ移動、阪神なんば線で近鉄日本橋駅へ降り、本日の宿である「サウナ&カプセルホテル アムザ1000」でチェックイン。着替えを詰めた荷物をロッカーに預ける。
再度、日本橋へと移動し、堺筋線で恵美須町へ。駅から歩いて数分のところにある怪しい雑居ビルの四階にある不思議な画廊「モモモグラ」で開催されている“ラブドール展”を鑑賞する。ラブドールの写真が数点展示されているのだが、メインは物販にて千円以上の買い物をすると触ることの出来る実物のラブドール。私も物販で写真集を購入し、触らせてもらったのだが、鎖骨や肩甲骨の弾力に改良の余地が感じられたものの、そのクオリティの高さに強く感心した。あと、意外に女性客が多かった。むしろ女性客の方が積極的にラブドールに触りにいって、男性客はそれを遠巻きに見ている人が多かった。
しばらく堪能した後に、行きと同じルートで日本橋に戻る。時刻は午後三時を回ったところ。ここいらでちょいとエッチなお店にでも行ってみようか……と思いながら電車を降り、改札へ向かいながら切符を取り出そうとすると、ない。何処にもない。ポケットの中にも、カバンの奥にも、スマホのケースにも挟まっていない。よもや、人生で初めて、切符を無くすというベタな事態にここで遭遇することになろうとは。仕方がないので、駅員に事情を説明したところ、どうやら信用してもらえたらしく、その場は許していただいた。とても恥ずかしかった。
だが、私のエッチなお店に対する欲求は収まることなく、馴染みの某店へ。大変に卑猥な行為に及んだため、具体的な内容についてはここでは触れない。ただ、太腿がやけに太いという話から、子どもの頃から大人になるまでずっとダンスを習っていたという話を聞いたときは、どのような人にも歴史があるのだと改めて感じ入った。単なる賢者状態ではないかという気がしないでもない。
事を終えた後に、日本橋駅から堺筋線で扇町駅へ移動し、徒歩で「南の島酒場 てりとりー」へ。Twitterで付き合いのあるフォロワーさんと初対面、お笑いについての話でひとしきり盛り上がる。午後七時に開始して、ここらで解散しようという流れになったのが午後十一時を過ぎたころだったから、かなり盛り上がったといっていいだろう(盛り上がりすぎて写真を撮るのも忘れてしまっていた!)。オリオンビールや泡盛酎ハイを呑みながら、つまんだ海ブドウや豚料理も美味しかった。
解散後、梅田駅から御堂筋線でなんば駅へ移動、そのままホテルに戻ればいいところを、うっかり千日前へと繰り出して、つけ麺のお店「三豊麺」に吸い込まれてしまう。したたかに酔っ払った状態でのつけ麺は大変に美味かった。
その後は流石にホテルに戻り、大浴場で身体中の汗を洗い流し、カプセルに潜り込む。少し「オードリーのオールナイトニッポン」を聴こうと思っていたのだが、アルコールのせいか、いつの間にか眠っていた。オープニングトークを少しだけ聴いたような気がするので、時刻は午前一時を過ぎた頃だったようだ。
翌朝。午前八時半、起床。
カプセルの中は乾燥しやすいのだが、体調は万全だ。しばらくゴロゴロした後に、大浴場で身体中の汗を洗い流し、髭を剃る。ちょっと確認を面倒臭がってしまい、テキトーに剃ってしまった。そのため、翌朝、髭を剃ろうとして鏡の前に立ったら、髭がまばらに伸びていた。誰かに会う予定がなかったとはいえ、もうちょっと身なりをきちんとすべきだったと後悔する。
午前十時、チェックアウト。なんばグランド花月の側にある「金龍ラーメン」で朝食。外国人観光客でひしめき合っていて、店員もどうやら外国人で、なんだか異国を訪れたような心持ちにさせられる。
なんば駅から御堂筋線で梅田駅へ移動。「紀伊國屋書店 梅田本店」でヨーロッパ企画の公演DVD『火星の倉庫』『遊星ブンボーグの接近』を購入。ブログでは殆どレビューしていないが、実はコレでヨーロッパ企画のDVDを購入するのは十一枚目である。ひっそりと楽しみたい。
大半の荷物を阪急三番街にある高速バスの発着所にあるコインロッカーに預け、身軽になったところで、梅田近郊を散策する。なんとなしに覗き込んだタワーレコード梅田NU茶屋町店にて、「関ジャム 完全燃SHOW」で取り上げられていたMAHBIEのアルバムを見つけたので購入(帰宅後に聴いたがサイコーの一枚だった)。
昼食に大阪マルビル内にある台湾まぜ麺のお店「ダイキ麺」でまぜ麺を食べる。最も辛くないバージョン“ノーマル”を頼んだのだが、とても辛かった。なかなかに油断ならない。
午後一時、サンケイホールブリーゼを有する「BREEZE BREEZE」に到着。あちらこちらをウロウロと散策しながら時間を消費する。
午後一時半、開場。ロビーの物販コーナーで前回公演『裸の王様』のシナリオとボールペンを購入する。その後、事前にトイレで用を済ませ、自分の席へ移動。前回は二階席だったが、今回は一階の奥の席だった。ステージからはやや遠いが、ド真ん中で全体を把握しやすい。良い席である。
黒子による前説を経て、午後二時に開演。五人のコメディアンたちによるてんやわんやの舞台を堪能する。具体的には書かないが、かなり良かったように思う。少なくとも次回に期待が持てる内容だった。
午後四時閉演。阪急三番街へ舞い戻る。
途中、「紀伊國屋書店 グランドビル店」に立ち寄り、『CITY』(あらゐけいいち)の四巻と『ハイスコアガール』(押切蓮介)の八巻を購入。
帰宅が遅くなることを予想して、早めの夕食を取ろうと思い、中華料理店「古潭老麺 梅田北店」にてチャーハンを食べる。やや味気ない。後で調べたところによると、ここはラーメンの専門店だったらしい。最後の最後でとんだチョイスミスである。食後、コインロッカーから荷物を回収、整理する。
午後五時半、高速バスに乗り込む。移動中は「オードリーのオールナイトニッポン」を聴いた。今や完全に売れっ子の春日が、ホテル代をケチッてゲストハウスに泊まった話でニヤつく。
午後九時、善通寺インターバスターミナルに到着。
午後十時帰宅。お疲れさまでした。