白昼夢の視聴覚室

この世は仮の宿

テレビ

「にちようチャップリン」(2018年5月27日)

オテンキ【86点】 「コント:小ボケヒーロー」。木の高いところにある枝に風船を引っ掛けてしまった少年の元へ、小ボケまくるヒーローがやってくる。オテンキの代表作『小ボケ先生』からの流れを感じさせるコントだが、フィクション性の高い設定が故に、持ち…

「にちようチャップリン」(2018年5月20日)

流れ星【94】 「漫才:友達の作り方」。些細なことでケンカを始め、それでも最後は仲直りするヤンキー同士の友達作りをやってみよう。前回の放送とは打って変わって、今回はかなりちゃんとした漫才ネタで勝負。同じシチュエーションを繰り返すたびに別ベクト…

「にちようチャップリン」(2018年5月13日)

東京ホテイソン【70】 「漫才:遊園地」。遊園地デートをやりたい。ショーゴの笑いに繋がりにくいボケを、健が独特の言い回しによるツッコミを繰り出すことで、笑いを生み出している。方向性としては三四郎やウエストランドに近いのかもしれない。ただ、ボケ…

「にちようチャップリン」(2018年5月6日)

レインボー【82点】 「人を愛するということ」。初めて自宅に招き入れた職場の後輩は、彼女の失敗を全て「愛すな~」と言いながら受け入れてしまうステキな男性で……。初見。いわゆるボケとツッコミの関係性を見せるコントではなく、日常に起こり得る失敗をま…

「にちようチャップリン」(2018年4月29日)

ザ・ギース【90】 「コント:笛」。放課後の教室に残ってリコーダーを吹いている生徒のことを心配した担任が「いじめられているのではないか?」と訊ねるのだが、生徒は笛でしか返事してくれない。今年の単独で披露されていたコント。リコーダーを使って会話…

「にちようチャップリン」(2018年4月22日)

インディアンス【90点】 「漫才:きむが元気ない」。相方がコンビを結成したころに比べて元気が無くなってきたという田渕に対し、元気いっぱいの姿を見せようとする木村だったが、何を言ってもやっても反論されてしまう。通常、インディアンスの漫才は木村の…

「にちようチャップリン」(2018年4月15日)

インディアンス【96点】 「漫才:高級レストランでデート」。ホテルの最上階にある高級レストランでデートしたらモテるんじゃないかという木村の提案に対して、フザケたボケで対応していく田渕。以前に同じ設定の漫才を演っていた彼らを見たことがあるような…

「にちようチャップリン」(2018年4月8日)

3時のヒロイン【74点】 「コント:妖精」。妖精を見つけるために森へと足を踏み入れた姉妹の前に現れたのは、デカくてダンサブルな妖精だった。強烈なビジュアルと無邪気な印象のキャラクターが暴れ回るという意味では、前回の放送でジェラードンが披露して…

「にちようチャップリン」(2018年4月1日)

要望があったので、やる。 ジェラードン【100点】 「コント:ハチ公前」。ハチ公前にやってきた二人の外国人観光客からカメラを手渡され、記念撮影を頼まれた青年が独特のテンションに巻き込まれる様を描いたコント。一見、外国人という設定を使っているだけ…

「ENGEIグランドスラム」(2018年4月7日)

和牛「漫才:クラブで楽しむ人が苦手」 アンジャッシュ「コント:部長のカツラ」 ブルゾンちえみwithB「価値観」 TKO「コント:モロゾフ後藤」 トライアウト:チョコレートプラネット「コント:手紙」 トライアウト:うしろシティ「コント:転校生」 トライ…

「R-1ぐらんぷり2018」決勝戦の雑感。

見て、思ったことを。 Aブロックは圧倒的にカニササレ アヤコ。審査員も視聴者投票も点数が低すぎて、ちょっと驚いた。番組内では「不思議」などという味気ないコメントで処理されていたが、非常によく出来たネタ。存在そのものは広く認知されているものの、…

今更ながら「R-1ぐらんぷり2018」ファイナリストの件

ルシファー吉岡(マセキ芸能社) カニササレ アヤコ(フリー) おいでやす小田(よしもと) おぐ(SMA) 河邑ミク(松竹芸能) チョコレートプラネット長田(よしもと) ゆりやんレトリィバァ(よしもと) 復活ステージ2位 濱田祐太郎(よしもと) 紺野ぶる…

「新春生放送!東西笑いの殿堂2018」(2018年1月3日)

【スタジオ】 ゆりやんレトリィバァ「昭和の日本映画に出てくる女優さんの喋り方」 日本エレキテル連合「ピンクの電話のモノマネ漫才「尼さん」」 ジャングルポケット「コント:バスケの試合終了後」 尼神インター「漫才:女刑事」 ザ・ぼんち「漫才:孫に甘…

「爆笑問題の検索ちゃん 芸人ちゃんネタ祭り!2017」(2017年12月22日)

ミキ「漫才:一晩寝かせたカレー」 オードリー「漫才:CR春日」 東京03「コント:小芝居」 オリエンタルラジオ(RADIO FISH)「東京大革命」 サンドウィッチマン「コント:レストラン」 東京03・鉄板の営業ネタ「待ち合わせ」を全員で 東×土田×古坂大魔王「…

「新春!お笑い名人寄席」(2018年1月2日)

新宿カウボーイ「漫才:大喜利の回答をフォローする」 ロケット団「漫才:今年の漢字、流行語大賞、紅白、流行ったドラマ」 テツandトモ「なんでだろう」 サンドウィッチマン「漫才:犬の散歩」 ナイツ「漫才:お前じゃねえよ」 ニッチェ「コント:検尿」 カ…

「THE MANZAI 2017」(2017年12月17日)

NON STYLE「ヒーローインタビュー」 最高顧問ビートたけし開会宣言 フットボールアワー「道案内」 とろサーモン「万引きGメン」 トレンディエンジェル「流行語」 千鳥「好きな娘の前でカッコつけたい」 テンダラー「勝利者インタビュー」 サンドウィッチマン…

「お笑い評論家ほどお笑いから遠い人いないですからね」

「お笑い評論家ほどお笑いから遠い人いないですからね」 某月某日。Twitterのタイムラインを眺めていたら、こんなことをテレビで千原ジュニアが言っていたというツイートが流れてきた。お笑い評論家を名乗っているわけではない(※2017年当時)が、お笑いにつ…

「ENGEIグランドスラム」(2017年9月23日)

博多華丸・大吉「漫才:飲み会のお会計」 ロッチ「コント:人間ポンプ」 TKO「コント:オバケ屋敷」 中川家「コント:大阪のオバハン」 かまいたち「コント:監禁」 トット「漫才:映画の予告編」 アンガールズ「コント:新宿の事故物件」 スピードワゴン「…

「水曜日のダウンタウン」(2017年8月30日)

ちょっと興味深い企画があったので記録。 「芸人界一ダサいコンビ名 ロンドンブーツ1号2号説」 検証のため、番組では若手芸人200人に「コンビ名がダサいと思う芸人を3組挙げてください。また、その理由もお答えください」というアンケートを実施。それを元に…

「真夏のお笑い夜通しフェス どぅっかん!どぅっかん!」(2017年8月12日)

ますだおかだ「漫才:お詫びのテロップ・NHKの通販番組」 オープニング 流れ星「漫才:幼馴染み」 ナイツ「漫才:俺じゃなかったっけ?」 MCコーナー(浅草の師匠ニュース・単独ツアーの真っ最中) 大部屋中継(中川家、U字工事、阿佐ヶ谷姉妹) ドラマコン…

「冗談手帖」(2017年7月12日)

次世代を担う若手芸人を発掘するバラエティ番組。司会は放送作家の鈴木おさむ、アシスタントはオスカー所属の女性タレント・曽田茉莉江。ゲストの若手芸人は「最も自信のあるネタ」と「鈴木おさむから与えられたお題をテーマにした実験ネタ」の二本を披露、…

「UWASAのネタ」(2017年6月21日)

ナイツ「早くマイクに辿り着きたい」 南海キャンディーズ「シェアハウス」 サンシャイン池崎「記憶喪失」 中川家&次長課長井上「韓国でありそうな番組」 NON STYLE「刑事の取り調べ」 友近&ハリセンボン春菜「路上販売」 サンドウィッチマン「ゴルフのキャ…

「ENGEIグランドスラム」(2017年5月6日)

中川家「漫才:新幹線」 陣内智則「コント:カラオケ」 COWCOW「うたの鬼ぃさん」 かまいたち「コント:受験」 ペナルティ「コント:ヒゲグリア」 U字工事「漫才:田舎への移住」 ゆりやんレトリィバァ「落ち着いていきや~」 バイきんぐ「コント:オーダー…

「にちようチャップリン」(2017年4月30日)

「誰も傷付けない癒しの笑い! 全日本ほんわかネタ選手権」。 テレビではまだまだ見る機会の少ない若手芸人がネタで競い合っていた前番組の方針から一転、中堅芸人のレギュラー出演者を増やして若手メインのコーナーを大幅に削減するという改悪を見せていた…

「ミュージックステーション」(2017年4月28日)

生放送の音楽番組。司会はタモリと弘中綾香(テレビ朝日アナウンサー)。 ゲストは、昆夏美&山崎育三郎、オースティン・マホーン、V6、ゆず、矢野顕子×上原ひろみ、椎名林檎とトータス松本、嵐。矢野顕子×上原ひろみのパフォーマンスを目的に視聴。しかし、…

「笑×演」(2017年3月30日)

芸人がネタを書き役者が演じるバラエティ特番第二弾。 ネタを提供したのは、岩井勇気(ハライチ)、森田哲矢(さらば青春の光)、塙宣之(ナイツ)、ニッチェの四組。ネタを演じたのは、迫田孝也・池田鉄洋、前川泰之・木村了、不破万作・渡辺哲、西尾まり・…

「じわじわチャップリン チャンピオン大会後半戦」(2017年3月25日)

イヌコネクション【33】 「自動車学校」。路上教習の時間に遅れてきた生乾木が、教官に謝罪の言葉をかけることなく、ヘラヘラとした態度を取り続ける。感情の起伏が激しい“生乾木”というキョーレツなキャラクターに「平然と嘘をつくが、すぐに嘘であることを…

「じわじわチャップリン 2週ぶち抜きチャンピオン大会」(2017年3月18日)

アイデンティティ【30】 「次回予告」。田島扮する野沢雅子が、『ドラゴンボールZ』の次回予告風に様々な番組の次回予告を読み上げていく。テレビアニメの次回予告フォーマットにまったく別ジャンルの作品・番組を当てはめる可笑しみと、その中で更にボケを…

「じわじわチャップリン」(2017年3月4日)

ORIE【24】 「レースクイーン漫談」。ORIE扮するレースクイーンによる漫談。あるシチュエーションを想起させるショートコントを披露し、実はそのシチュエーションは……と、意外性のあるオチに落とすことで笑いを生み出すシステム。ただ、それよりも重きを置い…

「R-1ぐらんぷり2017」(2017年2月28日)感想文。

【予選Aブロック】 レイザーラモンRG 「トランプ漫談」。トランプ大統領に扮したRGが、かろうじて理解できる程度の英語を駆使した演説を披露する。大統領らしからぬ庶民的な視野と、そこから生み出される話の中身の無さが笑いの肝となっている。とはいえ、「…