土曜深夜の視聴覚室

芸人のDVDについてなんやかんやいう

「ENGEIグランドスラム」(2018年4月7日)

和牛「漫才:クラブで楽しむ人が苦手」

アンジャッシュ「コント:部長のカツラ」

ブルゾンちえみwithB「価値観」

TKO「コント:モロゾフ後藤」

 トライアウト:チョコレートプラネット「コント:手紙」

 トライアウト:うしろシティ「コント:転校生」

 トライアウト:アルコ&ピース「コント:サプライズプレゼント」

流れ星「漫才:盆踊りのメロディ」

ロバート「コント:プロフェッショナル」

南海キャンディーズ「漫才:合コン」

スピードワゴン「漫才:心理テスト」

野性爆弾 くっきー「シャコ」

とろサーモン「漫才:カミナリ親父」

ジャルジャル「コント:オペラ歌手」

ハライチ「漫才:未知の生物が寄生」

 歌謡ショー:ZURADWIMPS「前前前髪」

 歌謡ショー:水谷千重子×八公太郎「フレンズ音頭」

 歌謡ショー:ロバート秋山「願い」

東京03「コント:小芝居」

陣内智則「コント:セミ」

千原ジュニア「かっこいい書き方」

ナイツ「漫才:人の名前が出てこない」

バカリズム「僕と富山県

テンダラー「漫才:指輪でプロポーズ」

立川志らく「落語:死神」

 スゴい!:プラス・マイナス「漫才:引越の挨拶」

 スゴい!:佐久間一行「だ~れも悪くない・流木のある雰囲気」

 スゴい!:ショウショウ「漫才:カリオストロの城

濱田祐太郎「漫談」

神田松之丞「講談:宮本武蔵

博多華丸・大吉「漫才:万歳三唱」

爆笑問題「漫才(森友問題、セクハラ、ツッコミはパワハラ?、モト冬樹と違法飼育、学ランの刺繍)」

面白かったのは、和牛、流れ星、スピードワゴンジャルジャル、ハライチ、東京03千原ジュニア、神田松之丞。ジャルジャル、ハライチ、東京03は観たことのあるネタだったけれど、変わらず面白かった。いずれも不朽の名作である(ジャルジャルのコントはあの髪型にしたかっただけのような気がしないでもない!)。

和牛は完全に脂が乗っている状態。水田が演じる“クラブを楽しんでいる人たち”の動きは、ちょっと思い出しただけでニヤケてしまうインパクトがあった。漫才コントにあえて入らないスタイルで来た流れ星は、ほんのり新機軸を見せてきたような……記憶に残っていないだけなのかもしれないが。スピードワゴンはここにきて、名古屋出身であることを全面的にアピールした漫才を披露。まだまだ色んな表情を見せてくれる。嬉しい。千原ジュニアは新ネタ。発想もさることながらオチも鮮やかで、パフォーマーとして仕上がってきているなあと。神田松之丞は流石の熱量。番組に合わせてきた志らく師匠も見事だったが、この番組にストレートで切り込んでくる若さに魅力を感じてしまった。グウの音も出ない。

放送前に期待していた佐久間一行はややウケで終わった感。単独で披露されたバージョンよりも大衆向けにアレンジされた『だ~れも悪くない』が、良くも悪くも刺さり切らなかったような。ただ、後半の『流木のある雰囲気』は見事。ちょっとしたインテリアに始まり、ありとあらゆる場面に流木をあてがうことで、本来ならば違和感が生じるところを、それでも「確かに雰囲気がある……!」と納得させてしまう技量を見せていた。これを機会に、また呼ばれると嬉しいな。