トレンディエンジェル「女の子の変化に気付く・大人のデート」
ロバート「小学生版画クラブ」
ドランクドラゴン「はちゃめちゃ拳法」
もりやすバンバンビガロ「ジャグリング」
ハリセンボン「女子高生まひろ」
アンジャッシュ「家が燃えています」
ロッチ「変なノリ長いヤツ」
バカリズム「はやすぎた男」
オリエンタルラジオ「PERFECT HUMAN」
千鳥「嵐のコンサートのチケット」
すち子&真也「浪花のギター借金取り」
海原やすよ ともこ「やすよは細かい・大阪のおばちゃん」
ハライチ「奥さんに出されたら困る料理」
東京03「2人だけのノリ」
友近「ピザ屋でアルバイトする西尾一男」
ジャルジャル「新入社員説明会」
スピードワゴン「言われたいセリフ」
どぶろっく「さよならのその前に」
品川庄司「ヤンキーの啖呵」
中川家「通販番組」
爆笑問題「時事漫才(ベッキー・SMAP解散騒動・清原逮捕・石坂編集問題)」
西川のりお・上方よしお「漫才」
昨年9月以来の放送。漫才の爆笑問題、コントの東京03は皆勤賞。また、ロバート、ナイツ、バカリズム、トレンディエンジェル、どぶろっく、千鳥、中川家が三度目の出演となっている。
面白かったのは、小学生の版画を肉体で再現したロバート、春菜のキャラクターが強烈な印象を残したハリセンボン、漫談の一言では処理できない不思議なステージを展開した村上ショージ、『爆笑オンエアバトル』に出場していた頃と寸分違わぬセンスを見せつけたスピードワゴン。とりわけ村上ショージは衝撃的だった。完成されていない状態を完成としてしまう、なんとも“ひょうげた”パフォーマンスだった。
その他、印象に残ったところ。ナイツはちょっとスレスレ感漂う漫才。SMAPのくだりはかなり攻めた方では。オリエンタルラジオは『爆笑問題の検索ちゃん ネタ祭り』で既に拝見していたパフォーマンスだったので、そこまで驚きはなかったのだが、世間的にはけっこうな衝撃だったらしい。まあ、『武勇伝』から『カリスマ』への流れを知らないと、確かに驚きは大きいだろう。品川庄司の久々の漫才には期待していたが、相変わらず本気が感じられない上っ面漫才で残念。いっそ嫌われていることを逆手に取った漫才を作ればいいのではないか。
今回、改めて感じたのは、ピン芸のコマの少なさ。過去、この番組には、バカリズム、桂三度、柳原可奈子、友近などが出演しているが、どうもメンツが変わり映えしていない。その幅を広げるために、今回「村上ショージ」「もりやすバンバンビガロ」を投入したらしいのだが、それよりも、まずはより基軸に近いところにいるピン芸人を起用した方がいいのではないかと。いや、そのフリとして、極端なスタイルの二人に出演してもらったのかもしれないが……。曲がりなりにも『R-1ぐらんぷり』を放送している局なので、ピン芸の層が薄いというのは芳しくないと思うので、なんとか頑張ってもらいたい。